ビジネス

2020.02.27

肌の状態に合わせて美容液を処方、日本初の「カスタマイズフェイスマスク」が登場

トリコ代表取締役社長の藤井香那

3分ほどの肌診断の結果をもとに、一人ひとりの悩みに合わせたベストなサプリメントが毎月届く──従来のサプリメントにはなかったカスタマイズ性、そしてデザイン性を強みに20〜30代の女性を中心に支持を集めているD2Cブランドが「FUJIMI(フジミ)」だ。

2019年3月のリリースから9カ月で、約40万人の肌診断が行われている(2020年1月末時点)。同ブランドを運営するトリコは、この肌診断の結果をもとに、新たなプロダクトを開発した。それが「カスタマイズフェイスマスク」だ。

2月27日、トリコは日本初のカスタマイズフェイスマスク「FUJIMI BEAUTY FACE MASK」の予約販売を開始したことを発表した。一般販売は3月16日を予定している。1箱6枚入りで通常価格は6400円(税別、送料別)、定期特別価格は4980円となっている。



肌の状態に合わせて美容液を処方


今回、予約販売を開始した「FUJIMI BEAUTY FACE MASK」は睡眠時間や食生活などを含む、肌に関する20項目の設問に回答すると、その診断結果からユーザーそれぞれの肌の状態に合わせて、美容液がカスタマイズ処方される“2層式”のフェイスマスク。このフェイスマスクの美容液には、約40万人の肌診断の結果をもとに、ユーザーが必要としている成分が厳選して使われているという。

パッケージ上部の第一美容液には肌診断の結果に基づき、いまの肌の課題にあわせて効果的にアプローチする「トラブル修復特化型」美容液成分が含まれており、固くなった角質を柔らかくし、角質の水分量を増加する効果がある“ベタイン”や保湿成分の“ヒアルロン酸”、肌荒れ防止効果などがある“パンテノール”などが配合されている。



パッケージ下部の第二美容液には「なりたい肌を叶えるため」に効果的なアプローチをおこなっていくための美容液を配合。保湿力の高い“シロキクラゲ多糖体”、肌を正常な状態に戻す鎮静効果の高い“ボタンエキス”、医薬部外品の美白有効成分として承認されている“加水分解プラセンタエキス”などが含まれている。また香りも3種類用意されており、香りも好みに合わせてカスタマイズ可能となっている。
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文=新國翔大 写真=小田駿一

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