2. ライカから初のインスタントカメラ
多彩な機能が搭載されているほか、ライカのデザインチームが手掛けたスタイリッシュなデザインも魅力。(PR Times)
カメラファン憧れのライカは、1914年に初のコンパクトカメラを世に送り出してから、その歴史の中で2016年に初めてインスタントカメラ「Leica SOFORT(ライカ ゾフォート)」を発表し、話題となった。ライカならではのデザイン性はそのままに、手軽に撮影を楽しめる。
フィルム選びから光の調整まで自分で設定するのは難しいのでは、と身構えてしまうかもしれないが、「ライカ ゾフォート」はシーンごとにモードを切り替え、最適な設定に自動調整してくれる。セルフィーモードや二重露光機能も搭載しており、世界的な老舗の新たな試みがつまったカメラだ。
職人の手によってカメラの組み立てが行われることや、ボディからレンズに至るまでの品質へのこだわりにより、希少性が高く、とても高価なことでも知られるライカ。3万円台というリーズナブルな価格設定も魅力的。2019年12月に新色のレッドが登場するも、現在は生産を終了しているほど人気な商品だ。
3. 360°全天球カメラでVR体験も
「RICOH THEATA SC2」で撮影した360°写真。左右だけでなく上下も写る。
360°全方位映るパノラマ写真を想像できるだろうか。例えばGoogleのストリートビューなどがそれに当たる。「RICOH THEATA SC2」(税込36800円)を使えば、簡単に360°写真と動画を撮影できる。
難しい技術はいらず、手のひらサイズの本体のボタンを押すだけ。高画質かつ顔認識機能や夜景モードも搭載されており、360°全方位が写る特殊なカメラながら、大切な思い出をしっかりと記録することができる。
さらに、PlayStation4とゴーグル型ヘッドセットのVR機器「PS VR」と接続すれば、自分が撮影した映像でVR体験ができる。撮影した時の臨場感そのままに、写真はもはや体験するものとなりつつあるのかもしれない。
4. “映え”に特化した薄型インスタントカメラ
「Kodak Instant Camera Printer C300」は大画角、高画質の写真をその場でプリントアウトできる。
フィルム製造などで知られる写真用品メーカーのコダックからは、薄型のカメラ付きインスタントプリンター「Kodak Instant Camera Printer C300」(税込18800円)が発売中だ。機能は撮った写真をその場でプリントできるチェキと同様だが、縦10.5cm、横13cm、薄さは3cmのコンパクトさが特徴で、日常使いしたくなる。重さは348gで、缶飲料一本分ほど。
さらに通常のチェキが62mm×46mmサイズなのに対し、「Kodak Instant Camera Printer C300」は76mm×76mmの大画角であることが最大の魅力だ。
あらゆる構図がおしゃれに映る1:1の正方形スクエアプリントで、さらに自撮りも可能。撮影時に各種加工フィルターを選択でき、インスタ映えすること請け合いな写真が撮れる。Bluetoothでスマホに繋ぎ、インスタグラムでの加工やシェアもスムーズだ。