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わが家に大画面テレビ。導入検討の手引きも用意


画質には満足できたとしても、いざ購入を検討する段階ではやはり多くの人が85型の大型テレビをわが家に置くことをためらうのではないだろうか。筆者の質問に、大北氏は「ソニーには4Kの時代から80インチ台のテレビを販売してきたノウハウがある」と切り返す。

ソニーは昨年から、テレビを置く部屋の広さに合わせた画面サイズの選び方をブラビアのWebサイトや、家電量販店の展示などで紹介を始めている。例えば「リビングが10畳以上あれば65インチ以上のテレビがおすすめ」といった具合に目安を示したところ、店頭でも良い反響があるという。


85インチの大画面とはいえ、家族が揃ってテレビを見る時に全員がテレビの正面向きに座って見られるとは限らない。液晶画面を斜めの位置からのぞき込んでも明るさや色合いが変わらないソニー独自の「X-Wide Angle」の技術がZ9Hにも搭載されている。画像はX-Wide angleなし(左側)とあり(右側)の画質を比較したイメージ。

85インチのZ9Hは20畳程度の部屋サイズがベターとされている。もし床面積に限界があるならば壁掛け設置も有効だ。ソニーが全国に展開する直販店のソニーストアでは、テレビの壁掛け設置の手引きや、納品時の搬入経路も含めた購入前の“下見サービス”を提供している。またAR対応のインテリア試着アプリ「RoomCo(ルムコ)」とのコラボレーションにより、ソニーのブラビアを自宅の空きスペースに配置しながら寸法をシミュレーションできるユニークなサービスもある。


大きな画面サイズのブラビアがわが家の空きスペースに設置できるか、事前に調べたい時にはAR対応のインテリア試着アプリ「RoomCo(ルムコ)」が大いに役立つ。

高画質テレビに感度の高いファンに限らず、ソニーのテレビに信頼と期待を寄せる人も多くいると思う。だが一方で8Kテレビをわが家に導入することへのリアリティは一般にはまだ希薄だ。今後ソニーの8Kブラビアが多くの目に留まることでそのギャップが埋まっていくのか注目したい。

文・写真=山本敦

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