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かつてファストファッションの成功のお手本とされながら、最近は経営不振に陥っていた米フォーエバー21は、昨年9月に米連邦破産法11条の適用を申請した。小売業界ではファストファッションのトレンドがどれくらい続くかについて議論が行われており、多くの人は同社の経営破綻を、報いの時がついに訪れたと捉えた。

しかし、ハイクオリティーでベーシックなミニマリストの衣料品を手がける米エーデイ(ADAY)の32歳の共同創業者、ニーナ・フォールハバーとメグ・ヒーにとっては、それはむしろ、自分たちが長く続くファッション企業をじっくりつくり上げていることの正しさを確信させるものだった。

エーデイはこのほど、ダウニング・ベンチャーズやH&M Co:Labなどから、850万ドル(約9億4000万円)のシリーズAの資金調達を完了したと発表した。これにより、創業5年の同社の資金調達額は合計で1050万ドル(約11億6000万円)となった。

「私たちの最初のカプセルコレクションはたった7点でした。今でも、より少ないピースでより良いワードローブにするというのが当社のミッションです」とフォールハバーは話す。ファッションは環境に最も悪い産業の一つだとし、「より少ないものでより多くこなせる衣料は、はるかにサステナブルな生活様式なのです」とも強調する。

同社の共同最高経営責任者(CEO)を務め、2016年にはフォーブスの「世界を変える30歳未満の30人」にも選出されたフォールハバーとヒーは、10年近く前、ともにアナリストとして働いていた米ゴールドマン・サックスで知り合った。ほどなくしてそれぞれ別のベンチャーキャピタル(VC)企業に移ったが、連絡は取り続け、その後、スポーツウエアを日常のファッションに取り入れた「アスレジャー」の成功に触発され、起業について話し合うようになったという。

そして、ルルレモンのレギンスをジム以外の場所でも着るスタイルがますます人気になってくると、二人は、ヨガパンツの快適さを取り入れたオフィス向けのシックな衣料品ラインを構想し始めたという。

編集=江戸伸禎

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