日本初、名画の世界に没入できる体験型ミュージアム「Immersive Museum」が開催

Immersive Museum実行委員会は、4月17日から、最新のテクノロジーで芸術作品の世界を蘇らせる日本初の没入体験型ミュージアム「Immersive Museum(イマーシブミュージアム)」を、東京天王洲の寺田倉庫G1ビル5Fにて開催する。2月15日10時より入場券の事前販売を開始する。

「Immersive Museum」は、近年演劇やアート、エンターテインメントのジャンルで世界的なトレンドとなっている“Immersive=没入感”をキーワードとする、新たなアート体験プログラム。特別な音響効果と壁面・床面全てに投影される没入映像を組み合わせて、広大な屋内空間に名画の世界を再現。参加者はその空間内を自由に歩き回ることができ、あたかも全身で名画の世界に入り込んだような究極のアート体験が可能となる。

日本開催第一弾となる今回のテーマは“印象派”IMPRESSIONISM。世界的に人気の高いクロード・モネの「睡蓮」やドガの「踊り子」ルノワールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」といった、印象派の名画の数々を没入映像化した。高さ5.5メートル、約1400平方メートルの巨大空間に、印象派の作家たちの視点で見た作品世界を再現し、アートの “鑑賞”体験を大きく進化させる。



モネが目にした光景を、絵画作品にCGで融合


今回のプログラムでは、19世紀の西洋絵画研究で知られる早稲田大学文学学術院 坂上桂子教授監修の元、クロード・モネの作品を中心に、印象派を代表する8名の画家と約70作品を選定。19世紀のフランスで絵画の世界に大きな革新をもたらした作品群を8つのシーンにわけて構成している。また、それぞれのシーンごとにテーマを設け、元の絵画作品を単純に映像化するだけはなく、作品世界により深く入り込むための独自要素を数多く加えた。

19世紀当時にモネが見たであろうフランスのル・アーヴル港を、最新のCG技術を用いて実際の絵画作品と融合させる「印象、日の出」。印象派の特徴でもある鮮やかな絵の具を分割し、スケールを変えてみせることで制作過程の絵の中に入り込んだような体験ができる「印象派の技法」。同じ風景の異なる瞬間を切り取った作品群を連続的につなげ、時間の移ろい自体を体験できる「モネの連作」。

こうした様々な手法を通じて、鑑賞者が画家自身になったかのような“視点の転換体験”を生み出し、日本のアート体験を大きく拡張する。

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展示コンセプト:Dive in Art

「鑑賞する絵画から、体感する絵画へ。ここはあなたとアートの関係を変える場所。視界一面に映し出された数々の名画たち。あなたは一瞬で絵画の世界へ入り込む。そして名画たちが幾年の時を超え動き出す。それはかつて画家たちが目にし残したかった物語が、動き出すということ。モネが、ドガが、ルノワールが見た世界を、あなたも体感して見ませんか?」

実施概要
イベント名:Immersive Museum(イマーシブミュージアム)
期間:2020年4月17日(金)~2020年8月12日(水)
場所:寺田倉庫G1ビル5F(東京都品川区東品川2-6-4)

チケット:
各チケットプレイガイドで販売(イープラス/ローソンチケット/チケットぴあ)2020年2月15日(土)10時発売開始予定
入場券:大人2500円(税込)/中学生・高校生1500円(税込)/小学生800円(税込)
※小学生未満は入場料無料。会場にて当日券も購入可能。

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PR TIMESより

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