マネー

2020.02.26

【2月第3週資金調達まとめ】営業特化型Web会議システム「bellFace」を提供するベルフェイス、52億円の調達など


FIXER




調達額:12億円(シリーズA)
調達先:スパークス・グループ

クラウドのフルマネージドサービス「cloud.config」を提供するスタートアップ。基幹事業である同サービスはMicrosoft Azure、AWS等のパブリッククラウドの設計・構築・運用・監視・障害一次対応を一手に担うフルマネージドサービスだ。

ユーザーはインフラのトラブルやクラウドの仕様変更の悩みから開放され、サービスやアプリケーション開発に注力することができる。2019年9月には、FIXERが開発した日本初のMicrosoft Azureを基盤とするインターネットバンキング、北國銀行への「北國クラウドバンキング」サービスが開始した。

LegalForce




調達額:10億円(シリーズB)
調達先:SMBCベンチャーキャピタル/WiL/みずほキャピタル/ジャフコ/ドリームインキュベータ/三菱UFJキャピタル/京都大学イノベーションキャピタル

AIを活用した契約書レビュー支援サービス「LegalForce」を提供するスタートアップ。「LegalForce」はAIを含むテクノロジーの活用によって、契約書のレビューやそれに紐づく業務を効率化する。WordやPDFの契約書をアップロードし、契約の類型と自社の立場を選択するだけで、数十秒後にリスクを洗い出し、不利な条文や欠落条項を指摘する。

また、リスクのある部分については確認すべきポイントとともに修正文例を表示する。現在は業務委託契約を含め、2020年2月時点では22類型をカバーするほか、英語の契約書への対応も進めている。

Rapyuta Robotics



調達額:6億5000万円(資本業務提携/シリーズB)
調達先:モノフル/安川電機/他、複数の投資家を含む

クラウドロボティクス・フレームワークの構築とドローンの総合サービスパッケージ「rapyuta.io」を運営するスタートアップ。

同サービスは、マイクロソフトのクラウドプラットフォームMicrosoft Azure上で動作する世界初のエンタープライズ品質のクラウドロボティクス・プラットフォームだ。企業は同サービスを活用することで、 複雑性と非効率性を排除し、ソリューションの構築とマネジメントを直感的かつ容易に行う事ができる。2019年5月、同社と日本マイクロソフトは「rapyuta.io」の推進において連携することを発表。マイクロソフトのエンタープライズクラウド市場における知見やエコシスステムを組み合わせることで、物流・製造・流通などをはじめとした幅広い業種への事業拡大を図る。

文=STARTUP DB

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