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2020.02.26

【2月第3週資金調達まとめ】営業特化型Web会議システム「bellFace」を提供するベルフェイス、52億円の調達など

国内の成長産業及びスタートアップに関する幅広い情報を集約・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎週、資金調達のサマリーを発表している。この記事では、2月3週目の“注目のトピック”として選ばれた5件の資金調達について紹介する。

ベルフェイス




調達額:52億円(みずほ銀行、りそな銀行、商工組合中央金庫からは融資による調達)
調達先:シニフィアン/SMBCベンチャーキャピタル/YJキャピタル/みずほキャピタル/みずほ銀行/りそな銀行/インキュベイトファンド/キャナルベンチャーズ/グロービス・キャピタル・パートナーズ/商工組合中央金庫/他、1社の投資家を含む

営業特化型Web会議システム「bellFace」を提供するスタートアップ。「bellFace」は企業のインサイドセールス(遠隔営業)を支援するソリューション。営業先はアプリのインストールやログインなど不要で、PC・スマホ・タブレットなどデバイス問わず瞬時に接続できるのが特長だ。また、特許技術であるシンクロプレゼン機能、美肌&痩せて映るビューティーモード、独自開発の音声テキスト化、Salesforce連携など、営業シーンに特化した機能が充実している。

XTIA




調達額:17億円
(資本業務提携/ニコンが8億円、INCJが6億円、JUKIが2億円、双日が1億円の出資)
調達先:ニコン/INCJ/JUKI/双日

光コム形状測定システムの開発及び、それらを応用したスマートファクトリー推進事業を手掛ける東京工業大学発のスタートアップ。

同社は2005年にノーベル物理学賞を受賞した”光コム理論”を活用し、対象物に光をあて反射する光を分析し、物体のサイズや形状を計測する技術を提供する。”光コム理論”の産業応用にいち早く取り組み、2016年には形状測定システムが完成し2017年には自動車メーカー各社で活用開始した。また同技術を活用し、これまで人の目で品質管理が行われてきた目視検査の自動化を実現している。ベンチャーアワード2018、IoT推進ラボ第5回準グランプリ受賞経験をもつ。
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文=STARTUP DB

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