なかには「自分には、彼らが求めているMUSTを埋めるCANがない」という人もいるでしょう。
しかし、巨大なWILLを持つ西野さんや箕輪さんにも、絶対に足りないものがあります。「時間」です。どんなに才能を持つ人にも、時間は有限。つまり、彼らが実働していくうえで足りない時間を埋めてあげるのも、ひとつの選択肢だということです。
ちなみに、僕は誰より強いCANとして、ビジネスの構造を高解像度で見ることができます。
元アップルの社員ジェイ・エリオットがスティーブ・ジョブズを評した言葉に、「地平線の先まで見る目がありながら行く方法を知らない」という言葉があります。僕はジョブズのようなWILLは見えないけど、WILLにたどり着くための小さな階段を設けることができます。つまり、天才のWILLにあやかり、鮮やかな未来を一緒に見据えながら、自分のCANで貢献していける、というわけです。
天才のWILLをともに叶えることは、自分の成長を強く促してくれます。すると今度は、憧れの人の保管的なパートナーになって、その人とより近い目線で一緒に冒険することができるかもしれません。何より、巨大なWILLのなかで自分のCANが成長していけば、今度は自分のWILLに出会いやすくもなります。
連載:ポストAI時代のワークスタイル
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