投稿者の95歳の母は還暦を過ぎた頃からゲームボーイを愛用していたが、体調を崩し、寝込んだのと同時にゲームボーイも故障してしまったという。その後、任天堂に手紙を書いたところ、倉庫に1台だけ残っていた新品が送られてきた。
このニュースはツイッターのトレンドに浮上し、20万件近くのいいねを獲得。リツイートは6万7000件に達した。
訪日外国人向けメディアのSora News 24や、ゲーム系メディアのKotakuによると、任天堂からの贈り物を受け取った女性は、ゲームボーイでテトリスをプレイするのが大好きだったという。
彼女が使っていたのは2003年に生産を終えた3世代目のゲームボーイで、修理も代替機の入手も困難だった。しかし、彼女の孫から任天堂の「神対応」についての話を聞いた投稿者が手紙を書き、壊れたマシンと共に送ってみたところ、1週間足らずで新品が送られてきた。手紙の末尾には、「おばあちゃん長生きしてください」と書かれていた。
投稿者によると、彼女の母は99歳でこの世を去る直前まで任天堂の対応に感謝していたという。
初代ゲームボーイは1億1900万台を販売し、ゲーム用のハードウェアとしては史上最も売れたデバイスとなっている。
旧式のゲーム機は入手が困難であり、特に未発売のデバイスは高値で取引されている。
1990年代に任天堂とソニーの提携により共同開発された「任天堂プレイステーション」は、未発売に終わり幻のゲーム機とされてきたが、先日、オークションサイトに出品された。現在の価格は36万ドルに達しており、入札にはOculus VR共同創業者のパルマー・ラッキーも参加している。