9.マスクにもひと工夫
機材や客況にもよりますが、機内の湿度は10%台になるとも言われています。鼻や喉の乾燥が気になり眠れないということを防ぐためにも、マスクも必需品です。
質の高い睡眠をもたらしてくれると言われているラベンダーのアロマを、マスクの内側に1滴垂らすと、心地よい香りに包まれて眠ることができますよ。
10.ツボ押しでリラックス
特殊な環境で心身共に緊張が残っていると、快眠の妨げになってしまいます。そんな時に効果的なのがツボ押し。失った眠りを取り戻すと言われる「失眠」(かかとの中央)、心を落ち着かせる効果のある「百会」(頭頂部の中央)が代表的なツボです。
また、首周りのツボを刺激したり、首をまわしてほぐすことで、頭がフワッと軽くなり眠りにつきやすくなります。
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━━いかがでしょうか。
機内での熟睡術をマスターして、旅行や出張のクオリティ向上を目指してください。
清水裕美子◎日本航空(JAL)の客室乗務員として国際線ビジネスクラス、ファーストクラスなど中心に約5年乗務する。退職後はCA流美容コンサルタントとしてセミナー、メディアなどで活動するほか、日本初のCAが発信する総合情報サイト「CA Media」を立ち上げる。All Aboutビューティー担当ガイド。
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