ヘンリー王子らが発足したTravalystパートナーシップが、サステナブルな旅の指標策定を開始


Travalystの諮問委員会の現在のメンバーは以下の通り。
● IUCN World Commission on Protected Areas(WCPA)Tourism and Protected Areas Specialist(TAPAS)Group責任者、Spenceley Tourism and Conservation in Africa(STAND)発足者およびGlobal Sustainable Tourism Council(GSTC)役員、アナ・スペンスリー博士
● Intrepid Travel共同創業者およびIntrepid Group会長、ダレル・ウェイド氏
● Harbour Air Group創業者兼最高経営責任者、グレッグ・マクドゥガル氏
● Travindy共同創業者およびTourism Declares a Climate Emergency共同設立者、ジェレミー・スミス氏
● Good Hotel Group創業者兼最高経営責任者、マーテン・ドレセン氏
● サリー大学サステイナビリティ・マーケティング博士およびTravindyのImpact部門代表、シャビエル・フォント博士

諮問委員会は、Travalystのパートナーが推し進める全イニシアチブについて独立した戦略的ガイダンスを提供し、最終的な成果が業界全体に拡張可能かつ複製可能となるよう努め、旅行と観光の分野におけるアンバサダーとして良い変化を奨励していく。

Forum for the Future最高責任者およびTravalyst独立諮問委員会の委員長であり、大英帝国勲章4等勲爵士の称号を持つサリー・ウレン博士は次のように述べている。

「Travalyst諮問委員会とこのイニシアチブのパートナーと共同し、Travalystで旅行と観光業界の未来を変革するという目標を達成する手助けができることを嬉しく思います。社会経済的な発展を促しつつ気候変動に対処できる機会を得ている訳ですが、これは現在のシステムを大きく変えることが唯一の方法であることを意味していると言えるでしょう。Travalystは大きな目標を掲げており、プロジェクトによって人々と地球の双方への利益となる変革を維持し、達成できるよう、独立諮問委員会が支えていく所存です」

現在進行中の業界と旅行先との共同の取り組み

戦略的に重要な旅行先における主要な関係者からフィードバックや具体的なアイデアを得るべく、Travalystの活動を業界関係者に広く周知する取り組みの一環として、TravalystのパートナーはVisitScotland(スコットランド観光局)と共に2月26日にエディンバラ国際会議場でサミットを開催する。

本サミットでは、旅行業と観光業における主な関係者をスコットランド各地から招き、数々のワークショップやディスカッションを通じ、サステイナビリティに関する課題や伸びしろのある部分を検討。方針やこれまで発展させてきたフレームワークに関する重要なフィードバックを集めつつ、スコットランドで実施される今後の共同の取り組みに向けて試験用のプロジェクトの構想を練り始めることとなる。セッションには、スコットランドが社会経済的な利益を旅行業から得られるようにするための課題やチャンスについてのディスカッションが含まれ、地元の社会起業家による様々な活動も取り上げられる予定。
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PR TIMESより

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