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2020.02.21 16:30

世界初、コオロギを原料にしたクラフトビールを販売。昆虫食のANTCICADAと遠野醸造が共同開発

photo by Hiroki Yamaguchi

photo by Hiroki Yamaguchi

コオロギラーメンなどで知られる、昆虫食の魅力を探究する『ANTCICADA(アントシカダ)』と、岩手県遠野市の『遠野醸造』が、コオロギを原材料に使用した世界初のクラフトビール「コオロギビール/ Cricket Dark Ale」を開発。3月15日〜18日、渋谷パルコ『COMINGSOON』にて限定販売する。

コオロギビールの特徴


今回開発された「コオロギビール/ Cricket Dark Ale」は、こだわりの国産コオロギを使って製造したビール(ダークエール)。丁寧に焙煎したフタホシコオロギとローストモルトを麦汁に加え、コオロギの香りとうま味を存分に引き出した。

コオロギビール
ローストしたフタホシコオロギとモルト

原料は、太陽グリーンエナジーのフタホシコオロギを使用。コオロギたちは、福島県にあるファームにて、室温・湿度管理を徹底した最適な環境下で、社食のロスで出る野菜などを餌に育てられている。収穫後も、丁寧な洗浄と熱処理を加えているため、安心安全だという。


品質管理が徹底された太陽グリーンエナジー株式会社のコオロギ

このコオロギビールの味は、コーヒー、カカオ、カモミールのような香りが先行し、口に含むと苦味とコク、キャラメルの香り。うま味の余韻が長く続く。コオロギを原料として使ったビールは本商品が世界でも初めてのプロダクト(ANTCICADA調べによる)。

コオロギビール
クリーミーな口当たり、重厚感のあるコオロギの味わい

一人の時間や、仕事終わりにゆっくりと飲みたい一杯で、ビールの持つ香ばしい香りとゆったりとした苦味がビターチョコやコーヒーナッツ、ドライフルーツ等とよく合う。また、メキシコの燻製唐辛子「チポトレ」を使った料理との相性は抜群だ。

持続可能な食材としての魅力に溢れる「昆虫」

ゲテモノや害虫など悪いイメージが先行しがちな昆虫だが、近年では、栄養価の高さに加え、環境負荷が低く、持続可能性が高い食材としても世界的な注目が集まっている。そして何より、豊かな個性や滋味深い風味など、食材としての魅力に溢れている。
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PR TIMESより

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