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2020.03.11 18:00

達人ノート術「バレット ジャーナル式」を実践してみた

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ステップ9:プロセス


しかしながら、本当の魔法は、単にそれぞれの「モジュール(全体を構成する要素、ユニット)」を持つことではなく、それらを一斉に、しかも調和させながら、効果的なシステムやプロセスとして使うことにある。まずはフューチャーログで全体を見渡し、ついでマンスリーログ、ウィークリーログ、デイリーログへと焦点を絞り込めばいい。私たちユーザーのプロセスはそこから始まる。手順は次の通り。
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日々のプロセス:

1.トップにその日の予約をリストアップする

2.その次に最重要事項を書き込む
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3.「デッドライン」を追加

4.前日のログを見て、完了していないタスクをデイリーログに移動(「書き写す」作業には考える時間が必要なので、不要なものを選別する機会にもなる)

5.前の週のログを見て、緊急のタスクや重要なタスクをデイリーログに追加

6.思いついたタスクをどんどん追加

毎週のプロセス:

1.前の週のウィークリーログを見て、完了していないタスクを移動

2.マンスリーログを見て、必要に応じてタスクをウィークリーログに移動

3.必要に応じて相手待ちタスクとフォローアップを確認

4.他のカテゴリーを見て、新たなタスクをメモ

毎月のプロセス:

1.前月のログを見て、完了していないタスクを移動

2.フューチャーログを見て、必要に応じてマンスリーログに移動

3.自分のプロセスを好きなようにカスタマイズ

私はデイリープランを立てるのに約30分、新しい週(プラン立てる当日も含め)のウィークリープランを立てるのに45分、変わる時のマンスリープランを立てるのには1時間かかると見積もっている。

ステップ10:ノートを変える時


1冊の「バレット ジャーナル」がいっぱいになったら、どうやって新しい「バレット ジャーナル」を始めるか? 私の場合はシンプルに、学んだ事を取り入れてそれを将来に向けて応用する。このように、「ジャーナル1、2016年9月~2017年1月」などと書いたラベルを背表紙に貼る。そして2冊目と結びつくように、全部のタスクやメモに「出典」を付ける。例えば「1.123」は「1冊目の123ページ」を表す。

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(timmaurer.com)

*なお、ここに書いた考え方や洞察は私のオリジナルではない。元々の発想は、バレット ジャーナルの発明者であるライダー・キャロル、「Zen Habits」のブロガーレオ・バボータ、 TreehouseのCEOであるライアン・カーソン、生産性向上コンサルタントのデビッド・アレン、ベストセラー作家のスティーブン・コヴィとダニエル・ピンクによるものだ。

(This article was translated from https://timmaurer.com/ )

>>アナログ手帳が電子ツールより時間管理に向く「5つの証拠」(同著者による米フォーブスへの寄稿記事)
>>紙の上での「こんまり流片づけ」。アナログノート術が世界中で大ブームな理由(『バレット ジャーナル』日本版担当編集者による寄稿)

翻訳=かわのひろこ 編集=石井節子

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