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2020.02.18

【2月第2週資金調達まとめ】カスタマーエンゲージメントサービス運営の「Repro」、総額30億円を調達

国内の成長産業及びスタートアップに関する幅広い情報を集約・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎週、資金調達のサマリーを発表している。この記事では、2月2週目の“注目のトピック”として選ばれた5件の資金調達について紹介する。

Repro




調達額:30億円(シリーズCで総額30億円の調達を完了)
調達先:YJキャピタル DG Daiwa Ventures/DGベンチャーズ/KDDI/NTTドコモ・ベンチャーズ/SBIインベストメント/みずほ銀行/ジャフコ/三井住友銀行/三菱UFJ銀行/商工組合中央金庫(第三者割当増資のほか、融資も含む)

カスタマーエンゲージメントプラットフォーム「Repro」の運営を手掛けるスタートアップ。「Repro」は、AIによるコミュニケーションのシナリオ設計をベースに、アプリ内・Webサイト上・OMOにおいて、顧客のエンゲージメントを高める施策支援を行うサービスだ。アクセス者の属性データや行動情報を元に、最適なタイミングと内容を判断し、ポップアップ・レコメンド機能・オンライン広告・メール送信・プッシュ通知および、UI/UX最適化を提供する。

2020年2月時点で、世界66か国7300以上のサービスが「Repro」を活用している。また、運用支援サービスやビジネスセミナーの提供も行っており、多岐にわたってapp/webの活用方法と最新のマーケティングノウハウを発信している。

ルクサナバイオテク




調達額:6億5000万円(シリーズAで総額6.5億円の調達を完了)
調達先:みずほキャピタル/住商ファーマインターナショナル/日産化学/池田泉州キャピタル

安全性と有効性の高い新規核酸医薬品を開発するスタートアップ。核酸医薬とは、従来の低分子医薬品や抗体医薬品では標的にできなかった遺伝子から放出され、伝達物質(RNA)を創薬ターゲットとする手法であり、次世代の医薬品として高い期待が寄せられている。この人工核酸技術を活用し、核酸医薬の実用化促進に貢献することで、核酸医薬品市場の拡大に寄与することを目指している。
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文=STARTUP DB

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