フォーブス ジャパン編集部 エディター

Progate代表取締役の加藤將倫

2020年度から開始される公教育でのプログラミング必修化、そして世界的なエンジニア不足を背景にここ数年で再び、注目を集めている“プログラミング学習”。昨年、フランスのエンジニア養成機関「42」の東京「42 Tokyo」が設立されたことも記憶に新しい。

そうしたプログラミング学習の業界において、黎明期からサービスを展開し、着実にユーザーを伸ばし続けているのが「Progate(プロゲート)」だ。

Progateは手間のかかる環境構築が不要で、ブラウザ上で実際にプロダクトをつくりながらコードを書く練習ができるオンラインプログラミング学習サービス。2014年7月の創業から5年で、100万人以上のユーザーを抱えるサービスに成長している。

そんな同社が新たな展開に打って出る──2月17日、Progateはフリークアウトグループ(FreakOut Shinsei Fund)、East Venturesを引受先とする第三者割当増資、加えて三菱UFJ銀行とりそな銀行からの融資によって、総額4億円の資金調達を実施したことを発表した。今回の調達で、累計の資金調達額は5.5億円となる。

また資金調達の発表に併せて、インドネシアに現地法人「PT Progate Global Indonesia」を設立することも明かした。営業・マーケティング活動の強化を図るとともに、2020年春のインドネシア語版「Progate」のリリースに向け、現地の企業や教育機関、インドネシア政府との連携を進めていくという。

Progate代表取締役の加藤將倫によれば、「今回調達した資金はインドネシアを含めたは海外事業展開と、そのための採用活動の強化に充てる予定」だという。

インドは今年中に会員数15万人を目指す


Progateの創業は2014年7月。加藤が過去にプログラミングのスキルを身につけるのに苦労したことがきっかけとなり、Progateが開発された。

「絶対に挫折させない」ことを何よりも重視。良質な学習コンテンツを揃えたほか、スライド教材を見て基礎を確認した後、ウェブブラウザ上で実際にコードを書けるようにしたシステムがプログラミング初心者を中心に支持を集めることにつながった。

実際、Progateでプログラミングを始めた方々の就職や転職、スキルアップ、趣味での創作活動など、さまざまな成功体験談が口コミで広まっていき、ユーザー数は拡大。右肩上がりで成長を続けている。また、同社を語る上で欠かせないのが「海外展開」だ。

文=新國翔大 写真=小田駿一

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