バレンタインに「物語」を贈りたい。会話を生むチョコ 3選

セバスチャン・ブイエ ザンビアショコラアソート

新年も明けて1か月余り、目まぐるしく過ぎる毎日に一息つきたい。そんなころにやってくるバレンタイン。目にも鮮やかなチョコレートが店頭に並ぶ中、一つ一つの商品の裏側に隠されたテーマや想いをのぞいてみるのも楽しみ方の一つだろう。

周囲の人への感謝や愛のと一緒に、チョコレートに込められたストーリーを届けてみてはどうだろうか。相手とともに語り合いながら、普段の生活や環境を振り返るいいきっかけになるかもしれない。

セバスチャン・ブイエ
──ザンビアショコラアソート



税込価格 2052円 6個入り 期間 2020年2月14日まで (PR Times

ザンビアショコラアソートは、フランスのリヨンに本店を構えるスイーツブランド「セバスチャン・ブイエ」とそごう・西武によって発展途上国の支援を目的として共同開発されたものだ。シェフ、セバスチャンの賛同をもとにかなったこの取り組みでは、シェフの故郷であるフランスやザンビアを表すライオンやイーグルに加えて、女性をイメージする花をモチーフにしている。

花のモチーフが含まれているのは、新たに挑んだ今回の企画で得られた売上の一部が活躍の範囲が限られる環境にあるザンビア女性の支援活動に寄付されるためだ。

QUON CHOCOLATE
──QUONテリーヌスペシャルセレクション



税込価格 2181円 6個入り 期間 2020年2月8日〜2月14日(PR TImes

QUON CHOCOLATEは、愛知県で障がい者雇用の促進と低工賃からの脱却を目的とするパン工房を開業した夏目浩次により「久遠チョコレート事業」として立ち上げられ、5年で全国33拠点に拡大したブランドである。バレンタインではスペシャルコレクションとして提供されるQUONテリーヌをはじめ、久遠のチョコレートは、「素材のピュア」「日本の再探求」「作り手の多様性」という3つのこだわりをもって作られている。

世界中から選りすぐりのピュアチョコレートを集め、手作業で丁寧に仕上げられるほか、日本の各地域との素材を通した関わりを持つことでチョコレートを通して食文化を発信している。

また、障がいを持つ人や主婦といった多様な人がショコラティエとなって活躍し、高品質のチョコレートが作られるのも特徴だ。チョコレートのラインアップには、SDGs達成に向けて優れた取り組みを行う起業・団体に贈られた2018年開催の第2回「ジャパンSDGsアワード」の受賞記録も持つ商品もある。売り切れ商品もすでに出ているという。
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文=猪俣由香

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