ライフスタイル

2020.02.15 15:00

デザイナーが計算しても作れない。奇跡的なバランス


null
パネライのアイコンの1つリューズプロテクターは、1950年代に開発。レバーを下げるとリューズが操れるようになる仕組みは、潜水中のリューズの破損や誤操作を防ぐために考案された。

null
自社開発の「Cal.P3001」を 搭載している。毎時21000振動で、3日間のパワーリザーブという実用的なムーブメントである。

PANERAI Panerai Luminor Marina 47mm

パネライのデザインアイデンティティであるリューズプロテクターや9時位置のスモールセコンド、視認性に特化させたシンプルなダイヤルを持った人気モデル。12・6・9以外はバーインデックスというシンプルさがビジネスシーンにもタウンユースにも使いやすく、幅広い層に支持を得ている。初期からスペックやデザインは大きく変わらない「ルミノール マリーナ」の定番モデルでもある。ドーム型のサファイアクリスタル製風防も魅力だ。

ムーブメント:自社製キャリバーP3001 手巻き
パワーリザーブ:3日間
ケース素材:ステンレススチール
ケース径:47㎜
価格:¥1155000(税込)
問い合わせ:オフィチ-ネ パネライ(0120-18-7110)


研壁宣男◎1988年桑沢デザイン研究所卒。90年からイタリアにて「ROMEO GIGLI」アシスタントデザイナー、92年から「10Corso Como」のオリジナルブランド「NM STUDIO」のデザイナーを務める。99年より「support surface」を始動。現在は東京を拠点に活動。

【Forbes WATCH】で時計の記事をもっと見る >>

photographs by Kazuya Aoki | text by Ryoji Fukutome | edit by Tsuzumi Aoyama

この記事は 「Forbes JAPAN 2月号」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

タグ:

連載

WATCH & JEWELRY

ForbesBrandVoice

人気記事