マネー

2020.02.10 19:00

【2月第1週資金調達まとめ】社会課題解決型ビジネスのネオキャリア、総額45億円の資金調達を実施など

国内の成長産業及びスタートアップに関する幅広い情報を集約・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「Startup DB」では毎週、資金調達のサマリーを発表している。この記事では、2月1週目の“注目のトピック”として選ばれた5件の資金調達について紹介する。

ネオキャリア




調達額:45億円(第三者割当増資のほか、借入れも含む)
調達先:Golden Asia Fund Ventures / SBIインベストメント / みずほキャピタル / マイナビ / リンクアンドモチベーション / 三菱UFJキャピタル

人材事業をはじめ、社会課題を解決するスタートアップ。代表の西澤氏は2014年日経ビジネスにて「若手経営者が選ぶベスト社長」に選ばれている。

現在”HR tech”、”Healthcare”、”Human Resource”、”Global”の4つの領域で事業を展開しており、約30ものサービスを提供。なかでもAIを活用して人事業務の効率化を図るサービス「jinjer」は1年で3000社への導入を達成するなどの反響を呼んでいる。同サービスはエンゲージメントアラート機能や業界初となる完全スマホ対応機能、シフトをリアルタイムで反映する機能などを備えている。

MOON-X




調達額:10億円
調達先:ジャフコ / 島田亨

次世代のクラフトビール「CRAFT X」を販売、提供しているスタートアップ。”日本のモノづくりを体現するブランド群をテクノロジーを活用して世界中に提供していく”を同社のビジョンに掲げている。

同社は、日本のモノづくりを代表する作り手との協業やテクノロジーの活用、消費者との継続的な対話を通じて日本のモノづくりを体現するようなブランド群を創造している。「CRAFT X」は、日本のビールを代表する作り手の木内酒造とパートナーシップを組み、クラフトビールのクリスタルIPAを販売。クリスタルIPAは、IPAでありながらも、クリアで苦味を抑えた飲みやすいビールだ。その美味しさと飲みやすさから、2019年11月に限定販売された初回バッジの400ケースは、発売から2カ月弱で完売し、消費者からも高い評価を受けた。
次ページ > 新興国向け小口融資、AIカメラ、ホテル管理等、多彩なサービス登場

文=STARTUP DB

ForbesBrandVoice

人気記事