扱いが難しい危険な同僚 見分けて避ける4つのコツ

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1. 評判には訳があることを理解する


ハイエナはかむものだと言われる。それが事実だからだ。誰かがいじめっ子だと聞かされたら、それはおそらく事実だろう。非常に横暴で男性的な父親を持つことが全ての原因である可能性があるが、それを直すことはできない。相手のリンクトインのプロフィールを確認し、他者の推薦を注意深く読もう。もし推薦が一つもなかったらそれは大きな警告だ。

私が雇った人材が業界紙で発表された日、私はその元上司から電話を受け、この人は他人のアイデアを自分のものとし、チーム全体と顧客をどちらも遠ざけたと告げられ吐き気がした。そしてもちろん、この歴史は繰り返された。しかしこれは、採用前にまず元上司に電話をしなかった私のせいだった。

2. 相手の生活全体を見る


一人っ子で子どもがいないテリーザ・メイ元英首相は、兄弟姉妹や子育てにより教えられることが多い種類の妥協を交渉するのに慣れていなかったとする仮説に、私は興味を持った。

それと同様、誰かと長い間交際することによっても価値ある人生の教訓が得られる。長期的に誰かと付き合ったことが一度もなく、人生の後半になっても独り身であれば、同僚や顧客と深い個人的な関係を築くために必要なスキルを持っていないかもしれない。もちろん、こうしたスキルは多くの役割にとって必須ではないが、誰かと絆を築ける証拠がその人のプライベートに見られなければ、仕事で他の人とうまく付き合っていけると期待しないこと。

3. 相手が語る過去を信じない


相手は、過去の雇用主が自分からアイデアを奪ったこと、あるいは専制的な上司から正当な理由なく解雇されたトラウマについて語るだろう。相手の過去の失敗を他者の悪行のせいにしたくなるだろうが、それはやめること。健全な人は、自分のせいでないときでも失敗の責任を取るものだ。心身衰弱した人は、それを必ず他者のせいにする。こうした人はいつかすぐに、あなたを非難するようになるだろう。

4. 過去は繰り返す


誰しも、60歳が昔の40歳になり、希望が永遠に湧き続け、過去により未来が決定されないことを願っている。

こうしたことを強く信じたかった私は、まだこの人物は潜在能力を十分に発揮していないのだと自分に言い聞かせ、人のキャリアに投資をしたことが一度以上あった。私は惑わされていた。チームワークが必要とされている職業で、それが40代中盤までに得られなければ、これからもそれは全く達成されないはずだ。

相手はそれを受け入れておらず、あなたもそれを望んでいないかもしれない。しかし相手は自身の最高水準に達し、ここからは下がるだけだ。これから転がり落ちる相手に大きな期待をしないように。相手は成果を上げられなくても、責任を取ったり謝ったりしないだろう。これまでいつもしてきたように、あなたに八つ当たりしようとするはずだ。

こうしたサインを見逃してはいけない。

翻訳・編集=出田静

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