キャリアで揺るがぬ自信を構築する3つの方法

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どのようにして断るかを学ぶこと。人を喜ばせたいと思いがちな人にとって、これは不可能に感じるかもしれない。他者を喜ばせ続けてしまう恐怖心の根本原因を吟味するのが鍵だ。それは人に愛されない、捨てられる、自分が負担になっているという恐怖だろうか? 自分の考えに注意し、それを疑問視しよう。あなたを愛している人は、常にこれからもあなたを愛し続けるはずだ。

これは仕事だけではなく、人生の全ての側面に共通する。

3. 自信があるふりをし始める


身ぶりに関する研究は無限に存在するのに、私はカフェやオフィスビルに入るたび、ノートパソコンを前に背中を丸めた人や、背中が曲がった状態で座ってプレゼンテーションをしている人を目にする。自信を持つためには、自分の見せ方を変化させなければならない。

できる限り頻繁に、開放的な身ぶりで立つようにする。腕を広げ、足は組まず、頭を上げる。携帯電話を見る姿勢は実際に悪影響をもたらす。複数の研究からは、長い間携帯電話を使うことで姿勢だけでなく、呼吸機能さえ悪影響を受けることが分かっている。自信があるようには見えないし、体に十分な酸素を取り入れることができない。

仕事に向かう前に、車の中で脚を広く開いて座り、腕はヘッドレストに乗せる。深い息を数回吸い込み、前向きなマントラを唱えよう。忙し過ぎて、このような時間が取れないと思うだろうか? 誰しもそうだが、マインドフルネスを実践すれば日々の成果が改善されるだろう。

マインドフルネスや自信は立ち方だけに限られない。匂いも大きな役割を果たしている。健康や幸福向上プログラムを提供するハピファイ(Happify)によると、女性の90%は香りを身にまとっているときの方が、そうでないときよりも自信を感じる。毎朝お気に入りの香りの香水を取り出し、香水を振りかけるときに時間をかけてその香りを吸い込もう。

あるいは、ココアバターのクリームを手や足に毎晩塗り込むことを習慣にしてもよい。その瞬間を使い、香りと自分自身の素晴らしさを認めよう。

自信の構築は一夜にしてできることではない。しかし、ここに挙げた3つのステップから始めれば、力強いスタートを切ることができる。

サラもそうだった。彼女はこのプロセスに熱心に取り組み、半年後には以前なら自分には全く手が届かないと思っていた仕事にいくつか応募する自信をつけることができた。そうして彼女は、なんと3社から内定を得ることができた。

自分を信じれば、他者もあなたのことを信じるだろう。取り組みを、今日から始めよう。

翻訳・編集=出田静

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