キャリア、求職活動及び労働人口の中のミレニアル世代について執筆

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「私はこの仕事に応募する条件を備えていないと思います」と言ったのは、私のコーチングを受けていた顧客のサラだ。「10年以上の経験が求められていますが、私の経験は7年のみです。アイビーリーグの学歴もないし、それから──」と語った彼女は、自分がこの役割にふさわしくない理由を探し続けた。

彼女が、心の底で自分がどれだけ価値のない人間だと思っているかについて明かしたこの時は、私にとってコーチングのアハ体験の瞬間だった。私は「なぜ自分の限界を擁護しているのですか?」と彼女を制した。これは、あなたにも今日自問してほしい問いだ。

彼女は自分の無力さを確信していて、その時点ではそのことに気づいていなかった。サラは、基準を完璧に満たしていない限り仕事に応募しない多くの女性の一人だ。研究によると、この現象は男性よりも女性に多い。コーネル大学とワシントン州立大学の心理学者による2003年の研究によると、男性は能力と業績において自分を過大評価したが、女性は両方の分野で自分を過小評価していた。

この非常に才能ある女性が自分の恐怖心を認めるのを聞くのは残念だったが、私は彼女に必要なものを知っていた。それは自信だ。ここでは、自信を構築する3つの方法を紹介する。

1. 将来のビジョンを作る


アインシュタインは「問題が作られた思考と同じレベルの思考では、問題を解決できない」と述べている。これは非常に正しいことだ。自信をつけるには、自分のためにならない習慣や思考パターンをやめる意思を持たなければならない。

私のクライアントの多くは自信が持てない状態を経験したことがあるが、それは大抵、自分が何を求めているか分からないことによるものだ。何を達成したいかが明確になれば、すべきことが、より大きな自信を持って実行されるようになるだろう。自信や計画はそれに続くことができる。

私たちは、計画が大きな効果を発揮することを理解している。最終目標を基にして、より小さく理解しやすいステップに落とし込むこと。想像力を使い、既にもう実現したかのように理想的な未来を可視化する。そうすれば、最終目標やそれを達成するために導き出した全てのステップがより現実的に感じられるようになり、前向きな行動が増えるだろう。

2. 自分にとっての境界線を設定する


将来のビジョンを作るには、自分にとって大丈夫なことと我慢できないことを明らかにすることだ。これには仕事の役割や責任に加え、人から特定の声の調子で話し掛けられることなどさまざまな要素に境界線を設定することがある。

誰から何かを頼まれたり、境界線が超えられたと思ったりしたときに、自分がどういう気持ちになるかを考えよう。頼みごとにより怒りが募ったり、あるいは自分が利用されているように感じたりする場合は一方後ろに引き、状況を再考する。物事を明確にし、望むものを自分に求める許可を与えよう。

翻訳・編集=出田静

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