職場で受けた批判、健全に対処する5つの方法

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業績評価面談で上司から思いがけず悪いフィードバックを受けたり、準備に何カ月もかけたプレゼンテーションに対して同僚から手厳しい批判が出たりといったことは、誰しも身に覚えがあるだろう。職場での批判は受け止めるのが難しいものの、貴重な機会ともなりうる。建設的なフィードバックなしには、パフォーマンスの向上と仕事の上達は不可能だ。

ネガティブなフィードバックにどう対処するかは、自分次第だ。以下に、職場での批判に対して健全に対処し、キャリアのレベルアップにつなげるための5つの方法を紹介する。

1. オープンになる


批判から学びを得るための第一のステップは、批判に対してオープンになること。相手の話を積極的に聞き、時間をかけて情報を吸収しよう。相手は自分を負かそうとして批判しているのだと決めつけず、相手は正直に善意を持って意見を述べてくれていると考えよう。

たとえフィードバックが配慮に欠けていたとしても、それが自分を傷つけるために発せられたものとは限らない。フィードバックの内容を自分の口で言い換えて確認し、認識をすり合わせること。そうすれば、言われたことをのみ込む時間も取れ、意見を正しく理解しているか確かめることもできる。もらったインプットを受け入れ、意見に感謝すること。

2. ボディランゲージに注意


ボディランゲージに気を使うこと。腕組はせず、相手の目を見て話す。ゆっくり呼吸してストレスレベルを下げ、気持ちを落ち着けてから返事をする。ボディランゲージはオープンに保ち、肩の力を抜く。職場での批判に対処するのは難しいかもしれないが、開かれたボディランゲージをすることで、反論したい気持ちを抑えられる。

3. 確認の質問をする


互いにフィードバックを理解できたら、理解度をさらに深めるための質問をすること。これは双方向のコミュニケーションであり、会話の主導権を握れるかどうかは自分次第だ。例えばこんな質問ができる。

・背景にはどんな経緯があったのですか?
・例を示してもらえませんか?
・今後に向けて、対処法をどのように変えた方がいいと思いますか?
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編集=遠藤宗生

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