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Photo by Jerritt Clark/Getty Images

動画ストリーミング業界の新勢力として期待の「Quibi(クイビィ)」が、米国で4月に始動する。Quibi は元ヒューレット・パッカードCEOのメグ・ホイットマンが設立した企業で、全コンテンツをモバイル視聴に特化した10分間の短編動画で提供することで注目されている。

そのQuibiで、世界的eスポーツチームの「FaZe Clan」のリアリティ番組がオンエアされることが決まった。Faze Upと呼ばれる番組は、eスポーツ界の新人発掘を目的とするコンテスト番組で、世界中のゲーマーを出演させるものになる。

Quibiはアリババやディズニー、NBCユニバーサルから合計14億ドル(約1530億円)を調達し、175のオリジナル番組を初年度に配信しようとしている。映画監督のスピルバーグが取締役会に参加するQuibiは既に、人気映画監督のギレルモ・デル・トロや、女優のジェニファー・ロペスの起用を宣言している。

eスポーツにフォーカスした番組のFaze Upでは、ゲーマーたちからの動画を募集し、視聴者からのリアルタイムの投票を受け付け、ロサンゼルスにあるFaze Clanの施設で対戦を行う。

Faze Clanはフォーブスが昨年11月に発表した「世界で最も価値のあるeスポーツ企業」ランキングで4位に入り、その価値は2億4000万ドルとされていた。Faze Upの番組は、Quibiがサービスを立ち上げる4月6日にオンエア開始予定だ。

eスポーツの存在感の高まりにより、ゲーマーたちへの注目度も高まっている。先日のスーパーボウルでは、ゲーム実況のTwitch出身のゲーマーらが主演を務めるCMが、2本も放映された。

QuibiのCEOのホイットマンはeスポーツ分野への盛んな出資で知られ、フォーブスが企業価値を2億1000万ドルと試算したeスポーツ企業「Immortals」の支援者でもある。

調査企業eMarketerは、2019年に企業がeスポーツなどのゲーム分野で支出した広告費用の合計を33億ドルと試算している。

編集=上田裕資

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