消費が成功の妨げに 現代人に送るアドバイス

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自分が何を消費し、何を無視するかは、自分で決めることができる。SNSを見ることは誰も強制しておらず、あなたは別の予定をつくることができる。あなたはものを生み出すことができる。それはポジティブな雰囲気であったり、本や記事、動画であったりと、世界や人々に何かを与えるものなら何でもよい。英作家のニール・ゲイマンは「良いアートを作ること」と述べている。それを作り続けて公開し、他人に消費してもらうことで、相手や自分に対して良い影響を生み出そう。

計画を練り、それを実現させること。数千の記事を執筆してきたライターのブリアンナ・ウィーストは「本や歌、会社や事業のアイデアは誰もが持っている。それは目的や生産性と結びつかない限り、ずっとアイデアのままだ」と述べている。作家・起業家のダニエル・プリーストリーは「あなたの人生を変える本は、あなたが読む本ではなく、あなたが書く本だ」と述べている。自分の目的を見つけ、創作を開始しよう。

人は自分が消費するものに消費されてしまう。一方で、自分が生み出したものは、自分にとって永遠の糧となり得る。何年もたった後に、自分が発表したものが誰かにインスピレーションを与えるかもしれない。あなたのアートは、言語や時間、距離の壁を越え、あなたが死んだ後もずっと残る。年月が経てば、あのリアリティー番組の優勝者が誰だったかなど、覚えてさえいないはずだ。

自分の創作と消費のバランスを確認し、そのバランスをスクロールやクリックから、創造・生産・発表へと傾けよう。消費するよりも多くのものを生み出すようにしよう。

編集=遠藤宗生

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