JCG
調達額:5.7億円
調達先:外資系機関投資家
日本のeスポーツコミュニティを広め、eスポーツインフラを支える企業を目指すスタートアップ。
同社は年間500以上のオンライン・オフライン大会を運営を手がける。JCG大会運営クラウドを用いたユーザーフレンドリーなウェブシステムや自社配信スタジオ、さらに同社が持つTwitterやYoutubeなどのSNSを活かしたプロモーションによって、効果的かつ効率的なイベントを実施しており、大会ルールウェブサイト、オンライン/オフラインでの大会運営、配信までをすべてワンストップで提供している。
ミラバイオロジクス
調達額:5.5億円
調達先:SBIインベストメント / SMBCベンチャーキャピタル / 新生キャピタルパートナーズ
次世代バイオ医薬品(ネオバイオロジクス)の開発を行っている創薬スタートアップ。ペプチドリームの創業者の一人である菅教授が取締役として参加している。
同社はネオバイオロジクスを数カ月で作成する技術を「LassoGraft Technology®」と命名し、同社独自の技術としている。これは菅教授が開発した技術RaPIDシステム(Random Peptide Integrated Discovery system)から得られる環状ペプチド情報を活用することにより、任意のタンパク質に新しく標的結合能力を加えられるという技術である。製薬企業や研究機関の加速支援を行えることが同技術の大きな強みと言える。
東京ロボティクス
調達額:非公表
(転換社債型新株予約権付社債による調達)
調達先:ヤマハ発動機
協働ロボットシステムの開発・製造・販売を行っている早稲田大学発のスタートアップ。
同社は、未知のニーズとシーズを発掘・創出することで、ロボット技術を用いた新しいアプリケーションを提案している。
そのひとつである「PRECISE OMNI(プリサイスオムニ)」は、スリップせずに全方位移動が可能な、世界で唯一の移動ロボットだ。特徴は全方位駆動ギアと歯車状床面との噛み合いにより、スリップせず高速・高精度の全方位移動が可能であることだ。同ロボットは研究室や工場、室内農園などに使用する移動マニピュレータの足回りとして利用したり、屋内測位システムを評価するためのリファレンスや、レーザスキャナを用いた屋内3Dモデルの作成などに用いられる想定だ。