「住まいのトレンド予測」から読みとる、2020年の新しい生き方

2020年のトレンドカラーは、「クラシック・ブルー」


小さな空間は多目的に使う


日本の都市部では、住まいはコンパクトになりがちです。そんな住宅事情を反映してか、狭小住宅や小さなスペースで快適な家づくりをするアイデアを集めた写真や記事が人気です。

コンパクトな空間では、生活、仕事、就寝、趣味などそれぞれの用途に合わせて個別のスペースを確保することはできません。小さな住まいでは、使いやすさの面でも、多目的な空間にしておくことが多いようです。


Houzz | 志田茂建築設計事務所

写真は、バイクガレージ兼、ダイニングキッチン。昼間は仕事や趣味に没頭できるバイクガレージとして、夜は時の流れを意識してのんびりできる団らんできるダイニングキッチンとして使うことが可能です。制約が多い都心の住まいで、小さくても心地よく暮らせるよう、自由な発想で生活の場をつくりあげていく人が増える傾向にあります。

よく眠れる寝室にはブルー


安眠できるベッドルームのインテリアや癒しの住まいづくりについてのアイデアや写真なども話題です。家で仕事をするようになると、オンオフの切り替えが難しくなる側面もあります。よく眠れる寝室インテリアなど、意識的に「オフ」や「デジタルデトックス」ができる住まいづくりが、快適なホームオフィスと同時に求められていくでしょう。

Houzzで活躍するインテリアの専門家たちが、ベッドルームに取り入れることをおすすめするカラーの一つがブルー。パントン社の2020年のトレンドカラーにも「クラシック・ブルー」が選ばれましたが、心を落ち着かせるこの深い青色は寝室に使うのにぴったりなのだそうです。


Rachel Loewen(c)2018 Houzz

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文=Houzz JAPAN編集部

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