企業は、ワークとライフを成功させる環境を作る上で自らが果たす役割を理解し始めている。フロント・アップ(Front App)のCEOで、フォーブスの30アンダー30にも選出されたマチルド・コランは、その急先鋒に立つ人物の一人だ。コランは最近、従業員に対し、家や仕事でより現在に集中する方法として、携帯電話から必須ではないアプリを全て削除するよう促した。これにはツイッターやフェイスブックなどの交流サイト(SNS)も含まれる。
ワークライフバランスはもはや、仕事とプライベートをうまく管理していることを示す唯一のやり方ではない。今や、他人が設定した基準に従うプレッシャーを感じることなく、自分なりのやり方を見つける機会が生まれているようだ。
エラードは「統合」であろうと、「バランス」であろうと、「それをどう呼ぶかは重要ではないと信じている」と語る。「一番重要なのは、自分が築き上げたいものが何かについて、明確な考えを持っていることだ」