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オラクル創業者 ラリー・エリソン

世界最大規模のデータベースサービスを提供する「オラクル」の創業者、ラリー・エリソン

未婚の母の元に生まれ、養子として育てられ、優秀な成績を納めながらも大学を中退するなど、波乱の人生の中でオラクルを立ち上げた彼の名言を紹介したい。

IT業界の寵児ラリー・エリソン

エリソンは1977年、当時勤務していたエレクトロニクス企業「アンベックス」の同僚と「SDL(Software Development Laboratories)」を設立。後に社名をオラクルと改め、現在はマイクロソフトに次ぐデータベースサービスの企業へと成長させた。

オラクルは公的機関や民間企業のビジネス用途に特化したソフトウェア企業で、86年に上場。エリソンは2019年、フォーブスの世界長者番付で7位にランクインしており、その資産は625億ドルにのぼる。

仕事における名言

「突き進むべきは、人とは違った道だ」

オラクルは19年、世界初かつ唯一のオペレーティング・システム「Oracle Autonomous Linux」を発表するなど、業界を牽引し続けている。競合と同じサービスを打ち出し続けても勝つことはできないという、差別化の重要さを伝える言葉である。

「この世界では、何もしないことが一番大きなリスクになる」

エリソンは人生の岐路において、常に自分の情熱が傾く方向へと動いてきた。その決断力と行動力は、多くの人にとっても見習うことのできるものだ。

人生観が表れている名言

「人生は旅だ。限界をどれだけ発見できるかの旅である」

エリソンはヨットを趣味としており、大学時代も航海学を学んでいた。そんな彼のプライベートが垣間見える発言である。「限界をどれだけ発見できるか」という言葉からは、彼のストイックさが伺える。

「欲しいものを得るためにとっている行動は、信じ続けるべきだ」

経営破綻寸前まで陥ったオラクルは、創業当時から支えてきたマネジメント陣を刷新する必要があったという。そんな苦渋の決断も必要になるリーダーにとっては、自身の行動が「欲しいものを得るため」のものであるかどうかを見極める必要がある。

南カリフォルニア大学卒業生へのスピーチ

続いて、エリソンが16年に南カリフォルニア大学の卒業生に行ったスピーチの中から、名言を紹介する。

「情熱を傾けられる仕事が見つかるまで探し続けるべきだ」

「ほかの人の夢ではなく、自分自身の夢を叶えるチャンスが必ずある」

エリソンは、大学を中退し、趣味であったヨットと同じくらいに熱中できる職を探したが見つからず、それならばと自身で起業することとなった。

また、彼はマーク・トウェインの名言「専門家はただのよそ者にすぎない」という言葉を引用し、現状に疑問を持つことの大切さを説いた。幼少期より、学校の先生や養父が「正しい」とされるものを盲信することに疑問を持っていたエリソンの思考を象徴する言葉である。

文=齋藤優里花 写真=gettyimages

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