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zakalinka / Shutterstock.com

地球環境について考える日として始まった「アースデイ」のイベントが、今年も4月22日に世界各地で開催される。1970年に始動したこの運動は今年が50周年で、例年以上の盛り上がりが期待されている。

アースデイを主催する「アースデイネットワーク」は、2020年のイベントを原点回帰のタイミングと位置づけ、世界の参加者らが一体化したムーブメントで変化を呼びかけていくと述べている。

「人類は今、環境問題や気候変動の非常事態に直面している。これまで以上に迅速な行動を求められている」と、同団体は直近の声明で述べた。

アースデイネットワークのキャサリン・ロジャース代表は今週、エストニアで開始されるカンファレンス「Clean World Conference」でクリーンアップイベント「The Great Global Cleanup」の立ち上げを宣言し、世界中のオーガナイザーを招き、ゴミ問題の解決を訴える。

ロジャースによると、The Great Global Cleanupは史上最大のボランティアイベントになる見通しで、世界各国の環境保護団体の参加も募るという。

「このイベントの目的は、世界のあらゆる緑地や都市コミュニティ、水源地から数十億個にのぼるゴミを除去することにある」とアースデイネットワークは宣言した。

ネット上には既に世界各地で実施されるクリーンアップイベントのライブマップが公開され、登録を受付中だ。アースデイネットワークによると、米国だけで数千のイベントが開催されるという。

4月22日には様々なイベントが開催されるが、アースデイ50周年にちなんで開催されるGreat Global Cleanupは、史上最大規模のゴミ除去イベントになるという。

「このイベントには世界で10億人が参加し、気候変動を食い止める行動を呼びかける」とロジャースは述べた。

オンライン上では「EARTHRISE」と呼ばれるキャンペーンも開催される。「今から50年前、数百万人の人々が街に繰り出して、地球の環境保全を訴えた。そのムーブメントを2020年に再現しよう」と主催者は呼びかけている。

さらに、世界的な市民科学イニシアチブの「Earth Challenge 2020」も、ウィルソンセンターや米国務省とのパートナーシップにより実施される。

また、人々の食習慣を変えることで気候変動を抑えることを目指す団体の「Foodprints for the Future」や、アート系の団体「Artists for the Earth」、教育関連の団体「Global Teach-Ins」なども参加する。

2020年のアースデイは多様な角度から人々の参加を募っている。4月22日の50周年記念イベントの開催は今から約3カ月後に迫っている。

編集=上田裕資

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