5位. ファースト・マーチャンツ(総資産額120億ドル)
・ROTCE:16.4%
・不良資産比率:0.23%
・CET1比率:12.1%
・経費効率性比率:53%
・営業収益成長率:5.7%
6位. ウェスタン・アライアンス・バンコープ(総資産額260億ドル)
・ROTCE:20.3%
・不良資産比率:0.4%
・CET1比率:10.3%
・経費効率性比率:42%
・営業収益成長率:13.3%
7位. ウェスバンコ(総資産額130億ドル)
・ROTCE:15.8%
・不良資産比率:0.33%
・CET1比率:13.9%
・経費効率性比率:55%
・営業収益成長率:21.5%
8位. プロスペリティ・バンクシェアーズ(総資産額220億ドル)
・ROTCE:15.5%
・不良資産比率(対総資産):0.23%
・CET1比率:16.7%
・経費効率性比率:42%
・営業収益成長率:マイナス0.3%
9位. グレーシャー・バンコープ(総資産額140億ドル)
・ROTCE:16.8%
・不良資産比率:0.57%
・CET1比率:12.6%
・経費効率性比率:58%
・営業収益成長率:14%
10位. コミュニティー・バンク・システム(総資産額120億ドル)
・ROTCE:19%
・不良資産比率:0.24%
・CET1比率:15.7%
・経費効率性比率:60%
・営業収益成長率:1.7%
最後に米銀ビッグ4(JPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカ、シティグループ、ウェルズ・ファーゴ)の順位や指標をざっと見ておこう。
最大手のJPモルガン・チェースは43位。前年から順位を9位上げた。だいたいどの指標も向上し、特にROTCEは18.1%で13位につけたほか、リスクベース(RBC)自己資本比率も高かった。
バンク・オブ・アメリカは71位で、前年から18位の上昇となった。経費効率性、不良資産比率、RBC自己資本比率では上位50位に入った。シティグループは77位。RBC自己資本比率、不良資産に対する引当金の比率、不良資産比率などが良好だった。
一方、16年に発覚した無断口座開設問題が尾を引くウェルズ・ファーゴは、前年からさらに順位を落とし89位と低迷した。