育児と仕事の罪悪感を克服する方法

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仕事を割り振る

協力者を確保したら、仕事を割り振る方法を学ぼう。自分で全部をこなす必要はない。優秀で信用のおける人々を周囲に置くこと。

「夫は時折、年長の子どもたちとマウンテンバイクでサイクリングに出かけ、その間に私は下の子どもと一緒にコストコへ買い物に行く」とクイグリーは語る。「同じように職場では、私が出席する必要のない会議を優秀な従業員たちに任せている」

作業を切り分けることが、仕事を上手にこなすコツとなる。それには、すべてをコントロールしたい気持ちを捨てることが大切だ。自分だったらそんなやり方はしないと思っても、相手のやり方に任せること。周囲の人々に高い期待を抱き、相手を信用することが、成功を手助けするカギとなる。相手が成功すれば、自分のストレスも減る。

ベストを尽くし、自分を褒める

クイグリーも言う通り、育児はつらく、終わりがない。子どものお弁当を忘れたり、送迎時間に遅れてしまったりといったちょっとした失敗でも心が折れてしまいがちだ。しかし、家族の写真を眺めることで自分は良き親だと感じられることが、チャットブックスとHPの共同調査で分かっている。

小さなミスは気にしないこと! あなたの子どもは元気に育っているのだから! 写真を見返して、自分はよくやってきたと自覚することで、大変な日や週、あるいは月の気分をがらりと変えることができる。

「同じことは、会社立ち上げの際の膨大な量の作業にも言える。自分が駆け出しのころに送った仕事のメールや、開発したアプリの初期バージョンを見返してみると、自分がこれまで進んできた道のりに驚くはず。これは自信を高めるための良い方法」とクイグリーはアドバイスする。

編集=遠藤宗生

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