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地域経済とソーシャルイノベーション


──読者の人が、今からできる「笑顔」と「お金」の第一歩として、どんなアクションプランを提言されますか。


2つあります。ひとつは「笑顔」と「お金」を一緒にやってください。人からの「ありがとう」を最大化する使い方と、儲け方を最大化する使い方と、これをバランスよく実践しましょう。

場所を変えてもよいです。例えば、東京にいるときは「お金」だけ、土日とか地方にいるときは「笑顔」だけでもいいんです。移動すれば分けられるじゃないですか。どんなやり方でもいいから両方やりましょう。

2つめは、先ほど述べた4条件があるのでお金を使うときにこれを意識してみてください。



──最後の質問なんですが、先生が今後やっていきたいことはなんですか。

私は2001年の9・11のテロを体験し、たくさんの同僚を亡くしました。そこから、社会になにかいいことをして人生を費やしていきたいと思っています。

今やっている中南米の仕事で思ったのが、やっぱり日本だけじゃ気づけない世界がある。日本はとてもいいところだけれども、日本以外のところで何が行われていて何を人々が大事にしているのか知ってもらいたい。

その地域によって「笑顔」と「お金」のバランスは違います。そういうことを知った上で、成長してもらえるような教育に携わりたいですね。

──組織の中でもそういう教育とか学びができていくと、世の中楽しくなるでしょうね。

日本は元々多様な存在を受けいれる社会だったはずです。

それが戦後の大量サラリーマン養成ギプスの時代が来て、それは経済成長を早めましたが、多様性が認められない世の中になってしまった。

それをほぐして、それぞれが違った「笑顔」と「お金」のバランスを持って生きてていける人生を歩むきっかけを作れればいいかなと思います。それは地域でも、東京でも可能です。

連載:地域経済とソーシャルイノベーション
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写真=二川 智南美

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