ビジネス

2020.01.18 13:00

29歳女性CEOが率いるメンタルヘルス改善企業「Modern Health」の野望


2020年代に最も重要な福利厚生

投資家らは特定の事柄に対するコメントは避けたが、訴訟の件は認識しており、それでも彼らのModern Healthに対する信頼は揺らいでいないと述べた。Founders FundのパートナーのBrian Singermanは、「私が投資先に求めるのは、素晴らしいCEOが居ることだ。Friedensohnはこれまで見てきた中で、トップレベルのCEOだ」と話した。

「全ての企業にとって必要なソリューションをModern Healthは提供していく。彼らのツールは2020年代の企業社会において最も重要な福利厚生を支えるものになる」とSingermanは続けた。

Modern Healthは現在、メンタルヘルスの診断やセラピー、キャリア指導、瞑想プログラムなどを提供しているが、調達資金により提供メニューを拡大し、海外事業も拡大する。現在40人の社員を抱える同社は、社員数を倍増させ、マーケティング部門を新たに設置する。

「当社のプログラムを通じ、困難に直面した人々に再び立ち上がるためのパワーを与えていきたい。企業にとって最も大切なのは、人々の力だ」とFriedensohnは話した。

翻訳=上田裕資

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