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「チームには『私』は存在しない」

この言葉は、英語でよく使われるもので、利己的にならないこととチームワークの重要性を教えてくれる言葉だ。素晴らしいリーダーは利己的ではなく、自分がチームの一員であることを理解し、他者のために指導を行う。

他者に焦点を当てる人は「私」という言葉を使うことが少ないが、それでも自分の権威をどのようにして維持するかを理解している。リーダーシップを培う上では、次の2つのことに気をつけよう。

1. 「私」を使う頻度を減らす

常に「私」という言葉を使う代わりに「私たち」という言葉を使おう。他者の重要性を認識していることを周囲の人に理解させること。あなたのリーダーシップの価値は、あなたが他者にどれほどの価値を置くかによって決まる。

リーダーシップは双方向で、リーダーだけでなく部下も含む概念だ。「私」という言葉はトップダウンの考え方を示しているため、部下は抑圧的に感じかねない。「私たち」という言葉を使えば、あなたが部下のためにチームを率いていること、あなたの目的は部下のことを考えたものであることが伝わる。

2. 「私は〇〇と思う」「私は〇〇と考えている」と言わない

「私」という言葉を使うのを特に避けるべきケースがある。「私」と言えば、自分の力を強調できると考えるかもしれないが、逆に権威が損なわれる可能性もある。「私は〇〇と思う」「私は〇〇と考えている」というフレーズがこれに当たる。

あなたが口にすることはあなたが思っていることで、どのような言葉が出てこようともそれはあなたが考えていることだ。そのため「私は〇〇と考えている」という必要はない。

人は、自分の考えに自信を持っている人を信じるものだ。「私は〇〇と思う」のような言葉は、自信のなさを示している。自信がある人は、自分の発言は自分が考えていることだという事実を強調せず、こうした言葉なしにただ自分の考えを述べるものだ。次に自分が考えていることや思っていることを表現するときは、「私は〇〇と考えている」という言葉を使わず、自分の考えや思いを直接表現しよう。

リーダーは「私」という言葉を使うことがめったにない。リーダーは、自分の役割は他者を導くために存在し、その指導を部下が信じられるような振る舞いや話し方をしなければならないことを理解している。リーダーの人は、「私」という言葉を賢く使うことだ。

翻訳・編集=出田静

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