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METガラに出席したイーロン・マスクとGRIMES(2018年5月撮影、Getty Images)

テスラのイーロン・マスクは1月7日、中国の上海工場のセレモニーで、現地で製造した「モデル3」の納車開始を祝った。満面の笑みでステージに現れたマスクは、ダンスミュージックに合わせて約2分近くの間、奇妙な踊りまで披露して場内を沸かせた。

その楽曲は彼の新恋人でインディ・ロックの美女と呼ばれる「GRIMES(グライムズ)」こと、クレア・バウチャーによるものだった。

マスクの上機嫌ぶりには様々な理由がある。テスラは1月3日、昨年第4四半期に11万2000台の納車台数を達成したことを報告し、株価は急騰した。そして、念願の上海工場の生産ラインがフル稼働を始め、いよいよ中国での納車が始まったのだ。

テスラの株価は3日から9日の間で13%上昇し、マスクの保有資産は21億ドル伸びて、288億ドル(約3兆1600億円)に達した。現在49歳の彼は、世界で34番目の富豪だ。マスクはテスラの発行株式の約22%を保有している。彼はまた、再生宇宙ロケットを開発するスペースXの株式の推定125億ドル相当も保有している。

1月7日、テスラの時価総額は830億ドルに達し、米国史上最も時価総額が高い自動車企業となった。以前の最高記録は、フォードが1999年に記録した810億ドルだった。1月10日金曜日の取引終了時刻までに、テスラの時価総額は858億ドルに到達し、GMとフォードの2社の合計に近づいた。

テスラの株価は昨年10月から2倍に伸びたが、下落局面もあった。11月の新型モデル「サイバートラック」の発表会の翌日に、株価は6%下落した。さらに、投資家らの見方も割れている。ブルームバーグの集計によると、36人のアナリストのうち15人がテスラを「売り」評価としており、「ホールド」が11人、「買い」としたのは10人だった。

Wedbushはテスラが中国において巨大な成長ポテンシャルを秘めていると述べた。一方、JPモルガンは現状の株価が、投資家の期待によって高まり過ぎていると指摘した。CFRAのアナリストのGarrett Nelsonも、テスラの株価には直近のリスク要因が盛り込まれていないと指摘し、評価をホールドから売りに引き下げた。

マスクの恋人のグライムズは先日、インスタグラムで妊娠を発表した。マスクは彼が父親であることを正式には明かしていないが、グライムズの楽曲「Oblivion」に合わせて彼がダンスする動画のツイートに、赤ちゃんの絵文字を添えてリプライした。マスクはグライムズの妊娠報告のツイートに対しても「x is y」という謎のコメントを残していた。

現在のペースでテスラの株価上昇が続けば、マスクの7番目の子供が誕生する頃に、株価はさらに2倍に伸び、彼はさらに数十億ドルの資産を増やすことになるかもしれない。

編集=上田裕資

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