今日は「Zoom飲み」と決めたら下準備 飲んだ翌日のスープレシピ2選

写真=田内しょうこ


飲んだあとに食べても、朝食にしても。溶け出した野菜の甘みと旨みが重い体にしみわたります。しっかり食べたいときや子ども向けには、これにソーセージを加えています。

あとおすすめなのが、お酒を飲んでいる途中でいちどスープを飲むこと。水を飲むのもよいのですが、ちょっと塩味と野菜のだしが出たこんなスープを飲めばよいブレイクになって一旦酔いが収まり、またおいしく飲めます。また、二日酔いもひどくならない気がしますので、家飲みの機会にはぜひお試しを。写真では食べごたえのある大きさに野菜を切っていますが、飲んでいる途中で食べるならもっと細かく切ってもよいでしょう。

本気でデトックス効果を目指すときには、野菜の種類をもっと増やして(にんじん、セロリ、マッシュルーム、トマト水煮缶などを加えると吉)野菜だけでことこと煮込みます。これ一皿で野菜不足を解消でき、汁まで飲めるので栄養を余さずに摂ることができます。

パスタと卵のコンソメスープ(1人分)


もう一品は、締めのラーメン代わりにもなる簡単スープ。アメリカでの大学時代から作り続けている味で、いまでも当時の友人から「あれ、美味しかったね」と言われる思い出の一品です。テストやレポート提出前の忙しいとき、夜食にくりかえし作っていたこのスープ、いまではお酒の後に作る一品になりました。コンソメスープにパスタ(そうめんなどでもOK)を乾麺のまま入れて煮込み、卵を流し込むだけでできあがるので、酔っぱらっていても作れますよ!




細いスパゲティ(ゆで時間3~4分のもの) 50g
卵 1個

顆粒コンソメ 小さじ1
水 400ml
塩、こしょう、パルミジャーノチーズ、パセリ 適量

1 口の広い鍋かフライパンに水とコンソメを入れて煮立てる。
2 パスタを入れ、指定のゆで時間だけ火を通す。塩、こしょうで味をととのえ、溶き卵を流し入れる。
3 器に入れ、パルミジャーノチーズとパセリをふる。

次回は、和風だしで作れる優しい味わいの2品をご紹介します。



田内 しょうこ◎Mills Collegeを卒業後、出版社勤務を経て料理研究家に。『時短料理のきほん―1日5分「先取り習慣」で、かんたん、おいしい。』(草思社)、『サキドリ: じぶん時間ゼロ、ダメ主婦、ダメ社員だった私が人生を取り戻した小さな習慣』(同)などレシピ関連の著書多数。

文・構成=田内しょうこ

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