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2020.01.17

播戸竜二が切り開く、スポーツ選手のセカンドキャリアの新境地

総合人材サービスのパーソルグループ内で、パーソルキャリア執行役員 大浦征也を中心としたスポーツビジネスチームは、オフィシャルスポンサーを務めるパ・リーグとの協賛イベントや、各スポーツ団体との採用イベントを実施するなど、ビジネス面で幅広くスポーツを支えている。


自身も野球一筋で育ってきたという大浦が、全幅の信頼を置くパートナーがいる。元サッカー日本代表で、2019年9月に現役を引退した播戸竜二だ。



サッカー選手として21年間現役を続け、1999年のワールドユースでは準優勝を経験。ガンバ大阪時代にはJリーグだけでなくAFCチャンピオンズリーグでも優勝し、第88回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝戦では優勝を決める決勝ゴールを叩き込んだ。一度跳ね返されたシュートをしぶとく食らいついて再度押し込む。彼のプレイスタイルを象徴するようなゴールだった。

「必ず結果を残す」。幼少期からFWとして戦ってきた播戸は、泥臭く仕事することを厭わない。大事なのは結果であって、華麗に振る舞うことではない。経営の本質に近い価値観を育んできた播戸がいま、ビジネスのフィールドに立とうとしている。

「播ちゃんにはもっと成長してもらわないといけない」と、出会った頃に切り出したという大浦と播戸が、プロスポーツ選手のセカンドキャリアのあり方を語る。

プロスポーツとビジネスの距離を縮める重要な人(大浦)



大浦征也(以下大浦):はじめて会ったのは1年前でしたね。播戸さんが現役選手でありながらも、「ビジネスに関心がある」という話を聞き、一緒にやろうという話になりました。理由はシンプルです。弊社は、多くの人の“はたらく”をサポートする会社。播戸さんがビジネスの分野で活躍することで、サッカー選手や、プロスポーツ選手のセカンドキャリアの選択肢が増えるんです。プロスポーツとビジネスの距離を縮める重要な人。いま、播戸さんは自身のこれからのキャリアをどのように考えていますか?

播戸竜二(以下播戸):サッカー選手は引退すると、指導者という立ち位置でチームに残ったり、解説者として活動したりするのが一般的です。ただ、僕はチームの現場も好きなのですが、チームの経営面に関心がありますね。21年間選手としてサッカーをやってきた立場から、選手のことを理解できた経営者がいれば、もっとチームという組織は良い方向にいくのではと考えたのです。現場の力だけでチームを良くするには限界があると感じていて。チーム運営の決定権を持てるように成長したいんです。



大浦:経営に関わるまでを逆算するとどう動くのですか?

播戸:まず3年間はサッカーの現場から離れてでもビジネスを学ぶ必要があると思います。今、大浦さんと一緒に活動することで、色々と勉強させてもらっている。ビジネスのシーンで見た光景をどうサッカーの分野にもっていこうかと、常々考えています。普通は、引退してからセカンドキャリアをつくるためにスタートを切るものだと思うのですが、僕は現役中からビジネスパートナーを見つけようと思っていましたし、今改めてその重要性も感じます。

大浦:プロ選手のセカンドキャリアの課題はどこにあると考えますか?

播戸:プロ選手はいつか必ず終わりが訪れます。そのことから目をそむけがちな選手は確かにいます。ですが、プロ選手として現役で活躍しながらも、その先は何がしたいのか、何が向いているのか、そういった自問自答は繰り返すべきです。

現役時代の起業の経験が今にいきている(播戸)

大浦:播戸さんは、早いタイミングで起業されていますよね。それもセカンドキャリアを意識していたからですか?



播戸:2004年に友人と共同で「hachi」というオリジナル制作ショップも運営しているデザイン会社をつくりました。ただ、その時は25歳くらいで経営面にはあまり携われていなくて。30歳でガンバ大阪を退団してセレッソ大阪に移籍したのですが、その時、移籍の選択肢があまりなかったことから、現実と向き合うようになりました。そこで改めてマネジメント会社を立ち上げて、事業をはじめたんです。そこでは利益や経費の扱いを学んだり、資金調達のために銀行にいったり、税理士さんに相談したりと、現役中に経験するにはとてもしんどいことばかりでしたが、多方面から吸収することができました。その経験がいまに生きていて、他の経営者とお話をさせてもらっても、彼らの思いを理解しやすいのです。

大浦:影響を受けている人はいますか?

播戸:Jリーグ初代チェアマンの川淵三郎さんのようなリーダーがスポーツ界には、もっと必要と感じています。大きすぎる目標ですが自分もそこを目指してみたい。会いに行ったり、ご飯に連れて行ってもらったり、学ぶことがたくさんあるので積極的にコミュニケーションをとるようにしています。また、コンサドーレ代表取締役社長兼CEOの野々村芳和さんも同じ存在です。選手時代に一緒にプレイしたことがあるんですが、いまのコンサドーレのチーム作りは、非常に興味深く見ています。J2からあがってきてJ1の上位に進出し、ルヴァンカップでは決勝戦まで駒を進めました。結果を残している経営者と言えるでしょう。



スポーツとビジネスの現場に共通点がある(大浦)

大浦:プロスポーツ選手にとってセカンドキャリアへの準備は大切だと感じつつ、プロスポーツ選手だからこそできた替えの効かない経験があると思います。結果を残さないと次はないという状況下で結果を出し続ける。特に播戸さんは、ワールドユースでの準優勝やアジアチャンピオンズリーグでの優勝という結果を残している。

ビジネスの世界も同じで、結果が出ない限り会社は続けることができません。フィールドは違いますが、目の前に注力するという点では重なる部分がある。例えば、どうやって結果を残し続けるのか、そのための準備は、メンタルの持ちようは……、こういったものを言語化してくだされば、ビジネスのシーンでそのまま参考にできるかと思います。



目の前のチャンスを確実にものにする。FWという性分かもしれませんが、ビジネスの現場において「今度ご飯に行きましょう」「今後オフィスに遊びに行きます」は、どうしても社交辞令に終わってしまうことがあります。ですが、播戸さんの場合は、すぐに「じゃ、いつ行きましょうか!」となる。その場で終わるのではなく機会をものにするんです。川淵さんとの食事会も行動力が実を結んだ。そこで動けるからこそ、私たちも播戸さんと一緒にやろうとなった。

播戸:サッカーの試合では、自分でできないことはしません。できることで勝負するしかないんです。そのできることですら成功しないこともあるので、日々研究します。ですから、ビジネスパーソンとしてのチャンスが目の前にある今、僕にできることは必ず何かあると思っています。



大浦:そういった姿勢をビジネスマンに影響を与えていきたいですね。今日はありがとうございました。

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