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Tikhomirov Sergey / Shutterstock.com

中国では近年、自動車販売台数の落ち込みが報じられているが、高級輸入車に特化した自動車ディーラーの創業者が先日、ビリオネアの仲間入りを果たした。

そのディーラーとは香港市場に上場する「China MeiDong Auto Holdings(中国美東汽車控股)」だ。同社の株価は1月7日、前日から1.5%上昇し11.04香港ドルで取引を終え、創業者のYe Fanとその家族の持ち株の評価額は11億ドルに達した。

2004年創業のMeiDong Autoは広東省南部に本拠を置く、中国最大の自動車ディーラーの1社として知られている。同社はトヨタやレクサス、BMW、ポルシェなどの高級車の新車及び中古車を取り扱っている。

MeiDong Autoは2013年に香港証券取引所に上場したが、初値は1.8香港ドルだった。同社の2019年上半期の売上は、前年比57%増の9億7000万ドル(約1050億円)に達した。ここ数年、右肩上がりで売上を伸ばしたMeiDong Autoの株価は、上場以降に300%の上昇となった。

中国政府は2018年7月に輸入車の関税を25%から15%に引き下げた。海外の自動車メーカーは税制上のメリットを活かし、売上を伸ばしている。

JETRO(日本貿易振興機構)のデータでは、中国の2019年上半期の自動車販売台数は前年同期比12.4%減の1232万台と、2桁の減少だったが、MeiDong Autoが取り扱う高級車セグメントは2桁の増加だった。

MeiDong Auto創業者のYeは現在48歳で、広州市の華南理工大学で非金属元素関連の学士号を取得している。開示資料によると彼は、家族と共同で同社の株式を保有している。

編集=上田裕資

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