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2020.01.06

夢の「マイホーム」、米6都市では年収10万ドル必要

divanov / Shutterstock.com


4 サンディエゴ(カリフォルニア州)

サンディエゴの住宅価格はもう少し下がり、中央値で64万5000ドル(約7010万円)。ただ、頭金20%なら最低でも12万2645ドル(約1330万円)の年収が必要だ。月額支払額は2862ドル(約31万円)。頭金10%なら14万1695ドル(約1540万円)の年収が求められる。

5 ボストン(マサチューセッツ州)

東海岸のボストン大都市圏でも住宅価格は中央値で50万7400ドル(約5512万円)し、頭金20%での購入には少なくとも年に10万3993ドル(約1130万円)稼いでいなくてはならない。毎月の支払額は2427ドル(約26万円)。頭金10%なら12万311ドル(約1310万円)の年収が必要になる。

6 ニューヨーク市

ニューヨーク大都市圏の住宅価格の中央値は44万200ドル(約4790万円)。購入には頭金20%なら少なくとも10万2428ドル(約1110万円)の年収が必要になる。月額支払額は2390ドル(約26万円)。頭金10%なら必要年収は11万6585ドル(約1270万円)に上がる。

HSH.comによると、住宅価格が高い大都市圏は以下、シアトル(ワシントン州)、ワシントンDC、デンヴァー(コロラド州)、ポートランド(オレゴン州)と続く。ただ、19年7〜9月期時点で、中央値の住宅を買うのに必要な年収は10万ドル未満となっている。例えば、シアトルでは住宅価格の中央値は52万200ドル(約5650万円)で、必要な最低年収は9万9283ドル(約1080万円)となっている。

コアロジックの最高経営責任者(CEO)、フランク・マーテルによると、米住宅価格は19年10月以降の1年間でさらに5%上昇する見通し。それでも、ミレニアル世代の中でも年長の世代は住宅購入をあきらめていないとみられ、調査対象者の25%は向こう6〜8カ月に住宅を買う予定と答えたという。

編集=江戸伸禎

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