クリエイティブなライフスタイルの「種」

カシューナッツミルクチョコレート「PAN」、ホワイトチョコレート「NEU」、ほうじ茶風味の「CHA」の3種類を展開。

東京オリンピックを間近に控え、海外からの来訪者の多様な価値観に応える必要が高まり、完全菜食の“ヴィーガン”もこの1〜2年でグッと存在感を増してきました。都内を中心にヴィーガン対応のレストランが増え、ドリンクやスイーツ、コンビニからファミリーレストランまでその選択肢は広がっています。

そんな中、2018年からヴィーガンチョコレートを展開している「foo CHOCOLATERS(フーチョコレーターズ)」というブランドがにわかに注目を集めています。東京発のブランドかと思いきや、なんと広島空港内に大規模なファクトリーを併設したショップがあるというから驚きです。

今回は、foo CHOCOLATERSのオーナー、中村真也さんにヴィーガンチョコのブランドを始めた経緯やヴィーガンカルチャーについて聞いてきました。


広島空港3Fの飲食フロアに位置し、カフェと無料で見学できるファクトリーを併設。

──なぜ、広島空港にヴィーガンチョコレートのショップ兼ファクトリーをオープンさせたのですか?

もともと尾道で「USHIO CHOCOLATL(ウシオチョコラトル)」というBean to Barのチョコレートブランドを2014年から展開していました。お陰さまで全国200店舗ほどで取り扱っていただけるようになり、尾道発のブランドとして広く知ってもらえるようになりました。そんな中、広島空港に出店しませんか? とお声がけをいただいたんです。

最初は特殊な立地なのでフィットしないのではないかと思ったんですが、国際空港である広島空港は世界へつながる場。空港のデザインが未来を連想するものだったので、これから日本で認知されていくであろうことを仕掛けられたら面白いのではないかと考えました。

──日本では認知の低いヴィーガン、しかも空港というパブリックな場所で不安はありませでしたか?

ヴィーガンということへの不安はまったくありませんでした。そもそもUSHIO CHOCOLATLの材料もカカオ豆と砂糖だけなので、ヴィーガンのチョコとして売れるものでした。ミルクチョコレートのミルクもナッツを使って作れることはわかっていましたし、自社で搾ったカカオバターのホワイトチョコなど新しい展開もできるなと。

何より絶対的に美味しいという自信がありましたので、売れることしかイメージしていませんでした(笑)。空港という立地に関しても、東京に出すより自分たちの独自性の世界観が作りだせるのではないかと。

文=国府田淳 

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