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ANDART 松園詩織


・2019年の振り返り
国内ではSaaSスタートアップの相次ぐ上場が目立った一方、海外ではWeWorkショック、また(上場後あるいは慢性的に)IT企業の株価低迷や、キャッシュアウトも見られるなど一喜一憂の1年でした。また、国内市場規模の頭打ちや、市場自体のコモディティ化や細分化、それに伴い、UI・UX設計に高いクオリティやストーリー性がより求められるようになったと思います。

結果として、デザイナーやクリエイターも、UX発想・開発視点を求められる人の価値が高まったなどの変化が起きているのではないでしょうか。また経営にもクリエイティブ・アート思考が求められる流れはこれからより顕著になると思います。

・2020年のトレンド予測
キャッシュレス社会の到来により、シェアリングエコノミーが新たなフェーズに入ると思います。シェアハウスやカーシェア、クラウドファンディングが市民権を得たいま、その延長線上には感動やエンタメ体験のシェアが待っているのではないでしょうか。

Googleのクラウドゲーム「Stadia」の登場や、VR技術の向上など、場を共にしなくても共同で得られる感動体験が次のシェア型消費のカタチだと思います。弊社事業であるアートの共同保有プラットフォームANDARTと、アートによる経済圏の創造も、こうした社会の潮流を存分に捉えていきたいです。

Anyflow 坂本蓮

・2019年の振り返り
怒涛の一年でした。自社サービスが少し立ち上がり始め、IVSファイナリスト、Incubate Camp 12th の優勝、B Dash Camp 優勝など、勢いづいた1年でした。そのモメンタムもあり、CoralCapitalからの資金調達、そして年内には大型調達を予定しており、来年は今年に増して勢いをつけ、KPIを伸ばせていきたいと思っております。

また、iPaaSの市場が盛り上がり始め、市場自体の注目を集めた1年でした。RPAとiPaaSのコンテンツを盛り込んだnoteが500スキを超えてバズり、業界内でも話題になったりと、自動化周辺の市場自体が盛り上がっているように感じています。RPAやiPaaS以外にも、NoCodeという文脈でプログラミングすることなく、アプリケーションを構築するといった流れが海外を始めとして熱をましており、国内でも徐々に広まりを見せています。

・2020年のトレンド予測
引き続きiPaaS、RPAなどを始めとする自動化テクノロジーです。昨今、日本国内においてSaaSが普及し始めています。今まで手動でやっていた事は自動化され、社内の情報共有も円滑になる。これから労働人口が激減していく日本にとって、SaaSが普及することは素晴らしいことです。しかし、SaaSはERPのアンバンドルです。従来は一つの巨大なアプリケーションでした。ERPでは統合されていたシステムが、SaaSになることによって分断化しはじめています。

分断化されるということはデータをシステムに二重で登録したり、各種SaaSのAPIを使ってコードを自分で書いたりする必要があるということです。iPaaSやRPAやこういった課題を解決するベストソリューションだと考えています。

編集=Forbes JAPAN 編集部

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