ユニデイズがターゲットにしているZ世代は、テクノロジーやインターネット、ソーシャルメディアとともに育った。Z世代は価格に敏感で、コストパフォーマンスを重視し、多くの場合、優良ブランドを求める。Z世代はブランド名を評価し、投資目的で商品を購入することもある。だからこそユニデイズは、Z世代に対して値引きやインターンシップ、イベント、奨学金を提供する公認ブランドのみを扱っているのだ。
ブランドは、自社商品とその提供方法をコントロールしている。ブランドは、学生に提供される値引き額を決定することができる。特定の大学でイベントのスポンサーになることもできるし、大学生っぽい表現を使うこともできる。アプリのユーザーである若者たちのスラングがしばしば使われているため、多くの学生の目に留まり、ユニデイズがますます成功するという仕組みだ。
ユニデイズは、大きな成長可能性を秘めた素晴らしいテクノロジーアプリだと思う。アプリを使うためには、大学または大学院でユーザー登録を行う必要がある。つまり、アプリを利用できる期間は限られており、新しい学生をユーザーにしたければ、ユニデイズはPRを続けなければならないということだ。
ユニデイズの経営陣は筆者に対して、今後さまざまなイベントを予定しており、2020年も大きな成長が期待できると述べた。