旅行代理店を使う9つのメリットとデメリット

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旅行の手配に旅行代理店を使うべきか、自分でするべきかで迷う人もいるだろう。トーマス・クックのように、代理店がいきなり倒産し、旅の途中で立ち往生する事態にならないとも限らない。しかし一方で、自分で旅行計画を立てるストレスを考えれば、旅の全計画を誰かに任せても問題ないと考える人もいる。

旅行代理店を使うことを考えたことがあるけれども、まだ迷っている人に向け、旅行代理店利用の9つのメリットとデメリットを以下に紹介しよう。

メリット

1. 旅行を自分で計画しなくてもよい
旅行代理店を使う人の中には、旅行代理店を使う一番の利点は便利さだと言う人もいる。代理店に希望の旅先や旅のタイプを伝えれば、自分はリラックスでき、出発日になったら飛行機に乗り込むだけでよい。

2. 価格
これはメリットにもデメリットにもなる点だ。旅行代理店の中には非常にお得なパッケージを提供するところもあるが、時には代理店の手配料を考えると節約にならない場合もある。

3. 誰かが常に対応してくれる
旅行代理店を使う上で素晴らしい点の一つは、代理サービスだ。代理店は、常にあなたのために働いてくれる。航空便が欠航になったり、ホテルにあなたの予約が入っていないことが判明したりした場合、旅行代理店が迅速に問題解決に当たってくれる。ただし、トーマス・クックのように、代理店がそのホテルや航空会社を所有している場合はこうしたサービスを期待できない。

より緊急度の高い状況では、自然災害などにより旅先からすぐに避難する必要性が生じた場合も、旅行代理店の支援が受けられる。

4. 顧客を喜ばせようとしてくれる
航空会社やホテルは、客が再び自社を利用してくれるかどうかを気に掛けないかもしれない。あなたの代わりになる旅行者は常に存在するからだ。しかし、旅行顧客の数が限られている代理店は、リピート率を高めようとする。

そのため、旅行代理店はあなたが旅の体験に満足するように努力するだろう。無料で何かを進呈したり、一段上の体験を提供してくれたりするかもしれない。
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編集=遠藤宗生

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