3. 定年間近:ギアチェンジの準備をする
年齢はただの数字であり、定年を迎えた時にどうするかは完全に自分や状況次第だ。家族や財務アドバイザーと話し合い、どんな引退生活を送りたいかを決めること。米調査会社ギャラップの世論調査によれば、米国人の74%が65歳を過ぎても少なくともパートタイムで働き続けるつもりでいる。そのうちの多くの人が、必要に迫られてではなく、自ら働くことを選んでいる。
定年間近にある人は、定年後も同じ仕事をし続ける必要はないことを心に留めておこう。今のスキルを生かして非営利組織で働くのもいいし、新しいことを学んで全く別の分野で働いてもいい。何をやりたいにせよ、事前に計画を立てておくと、希望するところにたどり着きやすくなるだろう。引退に関しては、決して無頓着ではいられない。この年末は、人生の第2幕の脚本を書くことを抱負としよう。
新年の抱負を立てたからといって必ず実現できるとは限らないが、適切なアプローチをとることで、新年の抱負は自分のエネルギーを望む方向へ注ぎ始める強力な手段となりうる。右に倣えしてジムに行き始めるのではなく、新年は新たなキャリアの道筋を描いて、自分の目標と進む道の最高責任者になることを抱負としよう。