エアビーアンドビーを利用する8つのメリットとデメリット

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エアビーアンドビーやVrbo(ヴァ―ボ)などの民泊仲介サイトが流行してから数年が経ち、ブランド名である「エアビーアンドビー」はもはや同社が提供するサービスの代名詞となった。人々はホテルではなく「エアビーに泊まる」と言うようになっている。

このトレンドに乗り遅れている人は、エアビーの何がそんなに良いのかと思っているかもしれない。エアビーなどの民泊情報サイトでアカウントを作成し、ホストとやり取りをして、通常のホテル予約よりも手間をかけて部屋を予約することに、本当に価値があるのだろうか、と。

次に旅をするときに自分がどちらを利用したいか決断できるよう、以下にエアビーを利用するメリットとデメリットを紹介しよう。

デメリット

1. 予約手続きが長い

最初のデメリットは、予約完了までにかかる時間が一般的に長いことだ。ホテルの予約は非常に簡単で、ウェブサイトに行ってクレジットカードの情報を入力するだけでよい。

エアビーでの予約には、アカウントを開設した上で、(大半の場合は)ホストと会話することが必要となる。これには数日かかるかもしれない。もちろんエアビーでも即時予約は可能だが、それでも最終的にはホストが予約の可否を決める。

2. ホスト

このデメリットはメリットにもなる点だ。人との交流が好きで、地元の人と知り合うことを楽しむ人もいるが、そうでない人もいる。

エアビーを利用する場合には、ホストと実際に会うことがあるかもしれない。ホストが非常によくしゃべる人であれば長々とした会話に引きずり込まれる可能性もあるし、軽食を作ってくれることもある。これは、宿泊者の好みによっては良い点にも悪い点にもなる。

しかし、ホストがどれほど良い人だったとしても、ホストによって自分の旅行体験が左右されるという点は確実にデメリットだ。ホストは、たとえ宿泊日前日であっても予約を取り消すことができる。

3. 必ずしも安いとは限らない

多くの人は、エアビーがホテルよりも安いと言う。これは本当の場合もあるが、他の多くのものと同じく、結局は払った金額に見合うものしか得ることはできない。

エアビーでホストの自宅内にある部屋を借りることは、ホテルに泊まるよりも安いかもしれないが、ホテルの部屋ほどプライバシーは担保されない(自分専用のバスルームはおそらくないだろう)。ホテルよりも安い金額でアパートを丸々借りられる場合もあるかもしれないが、そうした物件はその街の人気地域から遠く離れた住宅街にある可能性もある。
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編集=遠藤宗生

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