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冬休み、親がするべき「宿題」は

中学受験は、親にとっても大仕事。この冬休みには、志望校の最終確認、志望校出願についてだけでなく、「合格発表後の手続き」についても予習をしておくといいと思います。

とくに、出願で全力を出しきり、ほっとしてしまう保護者の方々は多いのですが、実は「入学手続き」のシミュレーションこそが大事です。なぜなら、合格した学校全部に入学手続きをすると、費用が大幅に膨らんでしまう可能性があるからです。ぜひ、各校の合格発表日と入学手続きの締め切り日を順番に並べて、2月に入ってからの「行動シミュレーション」をしておくことをお勧めします。

学校の組み合わせによっては、合格発表時刻と払い込みの締め切り時刻の間が1時間しかない、ということもあります。その場合、受験番号を確認するのは誰、払い込みに行くのは誰、などと家族の連携も考えておいた方がいいでしょうね。

あとは、まだ先のことですが、2月1日に受験を終えてお子さんが帰ってきたら、受験票を回収することをお忘れなく。合格発表の確認には受験番号が必要ですし、入学手続きには受験票が必要になる場合もあります。

「扉」を押し開けようとする子どもたち

私は中学入試を考えるときに、「扉」をイメージすることがあります。大きくて頑丈な扉にお子さんが手をかけて、必死に開けようとしている。少し開いたその隙間から見えるものは、明るい未来、楽しく輝かしい中学校生活、そこでのすばらしい出会いかもしれません。

一見、子ども1人では開けられそうにない、重そうな扉。大人がその扉に直接手を掛けて押し開けてあげれば楽なのかもしれませんが、それは決してできない。でも、子どもの後ろで、背中を支える、あるいは押してあげることならできるのです。

お子さんの背中を、そのご家族なりのやり方で暖かく押してあげること。それが、中学受験では大切なことだと私は思います。

その2:サピックス小学部・四谷大塚 に続く


Shutterstock

構成=石井節子

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