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2019.12.25

事業主×建築×インテリアの融合から生まれた 稀代のラグジュアリーデザイン

左より:丹青社蓮見淳一氏,リゾートトラスト代表取締役会長伊藤勝康氏,安井建築設計事務所常務執行役員井上孝成氏

空間創造のプロフェッショナル「丹青社」が内装デザインを手がけた「ラグーナベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」。事業主と建築とインテリアが高度なレベルで融合したプロジェクトの秘密を探る。


伊藤勝康(以下、伊藤):ベイコート倶楽部は、都会の延長線上に心からくつろげる場所を提供したいとの思いから生まれました。この場所は、視界を遮るものがなく海の景色が広がり、身も心も開放してくれます。おふた方はそこに、素晴らしいリゾートをつくってくれました。

井上孝成(以下、井上):目指したのは、感動を与える空間でした。会長からは「フューチャリスティック・ラグジュアリー」のコンセプトと「先を見据えて新しいものを取り入れる」というテーマをいただきました。過去に敬意を払いつつ、まだ見たことのないものをつくろうと決意しました。

蓮見淳一(以下、蓮見):水の上に浮かぶような新しい感覚のリゾートを実現させるために、内装においても斬新さを目指しました。ほかのどこにもない、ラグジュアリーの一歩先をいく姿を世界に発信することがミッションだと理解しました。


波の揺らめきを表現するアクリルウォールと磨き仕上げの大理石の床が、水盤から果てしない海へと誘うエントランスロビー。

伊藤:フューチャリスティックと聞くと物質的に聞こえますが、これだけ自然を取り入れてくださり、快適さもある。建物の構造からまさに挑戦の連続でしたが、内装を考えるのにも苦労されたことでしょう。

蓮見:苦労しないと差別化はできませんから、努力は惜しみません。今回は設計の段階から井上さんと一緒に取り組めたことで、細部までこだわって実現できました。


天井も壁も柔らかな曲線で構成された客室。その有機的なデザインが安らぎをもたらす。


職人技の粋を集めた黄金のパーテーションが天井高6.5mのメインダイニングに絢爛と輝く。

伊藤:丹青社さんはデザインから施工まで一気通貫でできる強みがあり、また新しい発想の引き出しとなる実績も豊富でした。

井上:蓮見さんは論理性と柔軟性を併せ持つだけでなく、「やりきる」という言葉をよく口にする。デザインを突き詰め、自ら手を動かしベストを尽くしてくれました。

蓮見:高度な次元で形にするために、現場の職人にも丁寧に趣旨を説明し、共感を得ることも重要な役割でした。


光の宮殿がコンセプトの中国料理レストラン。空から降り注ぐ光が結晶化したようなガラスの柱が回廊に並び、幻想的な空間を演出する。

井上:プロジェクトに関わった皆が同じ方向を向き、同じイメージを共有できたからこそ、この完成度を実現できたのです。まさにチーム力でしたね。

伊藤:次はこの特別な場所にどのようなシーンづくりがふさわしいかを、一緒に考えてもらえたら嬉しいですね。

蓮見:空間づくりは竣工したら終わりではありません。その先に流れる時間まで、ぜひご提案できればと思います。


波を想起させる外観が優雅なホテル全景。



伊藤勝康◎一橋大学商学部卒業後、1973年に日本の総合リゾート企業として現リゾートトラストを創業。同代表取締役社長を経て、2018年より同代表取締役会長。

井上孝成◎1987年名古屋工業大学社会開発工学部建築学科卒業、同年安井建築設計事務所入社。現在、同社常務執行役員名古屋事務所長。

蓮見淳一◎1991年丹青社入社。クリエイティブディレクターとして専門店やホテルを主に担当。幅広い経験と知見を生かし、ダイナミックでラグジュアリーなデザインと得意とする。


ゼロからのプロジェクトだからこそ、このダイナミズムを形にできた

日本を代表する空間づくりのプロフェッショナル集団、丹青社。専門店から複合商業施設、国立博物館まで、年間6000件以上を手がける。クリエイティブディレクターである蓮見氏は、建築初期のエスキース段階から本プロジェクトに参加した。

「初期段階から一緒に考えられたことで、自由な発想から生まれるダイナミズムが実現した。海岸線に沿う建物のフォルムをインテリアデザインに取り込み、有機的な曲線の壁などさまざまなデザイン要素が建築と高い次元で融合している。その結果、既視感のない空間となるだけでなく、快適さにも繋がったと思う」。

まさに建築とインテリアが一体化する様相は見事だ。


蓮見淳一 丹青社クリエイティブディレクター

さらに蓮見氏は今後のラグジュアリーの在り方にも言及する。「昨今、手間がかかるから、コストがかかるからと除外されてきたものをきちんと引き継いでゆくこと。丁寧に時間をかけて、難しい課題に直面しても具現化できる素材と工法を探る。そうして妥協せずに思いを込めてつくり上げるものにこそ、本来の贅と感動があるのではないか」。


#Vo2|日本文化を伝え、地域を生かす丹青社グループならではの空間づくりとは

ラグーナベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート
https://baycourtclub.jp/laguna/

丹青社
https://www.tanseisha.co.jp

Promoted by 丹青社 / text by Mari Maeda (lefthands) / photographs by Jun Miyashita

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