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I'm a Luxembourg-based writer covering European affairs.

(Photo by Phil Noble - WPA Pool/Getty Images)

英王室は現在、「デジタルエンゲージメント責任者」の求人を出している。これは、93歳のエリザベス女王が、インターネット上での存在感強化と各交流サイト(SNS)でのフォロワー数増加を目指していることを示すものだ。

英王室は「女王の世間での、そして世界の舞台上での存在感を維持する」ため、女王のツイッターとインスタグラムのアカウントを運用するソーシャルメディア専門家を募集している。女王のフォロワー数は現時点でも非常に多く、インスタグラムで700万人、ファイスブックでは500万人、ツイッターでは400万人余りだ。女王はすでに、スーパーインフルエンサーなのだ。

ヘンリー王子とメーガン妃のインスタグラムアカウント「@sussexroyal」は現在、990万人のフォロワーを抱えている。ウィリアム王子とキャサリン妃のアカウント「@Kensingtonroyal」のフォロワーはインスタグラムで約1050万人、ツイッターで約190万人だ。

今回募集されている役職の職務は、公式訪問から授賞式、王室の公務まであらゆるものが対象となる。年収は経験に応じて4万5000~5万ポンド(約660万~730万円)。採用された人は毎週月曜日から金曜日までバッキンガム宮殿で勤務することになる。福利厚生には、昼食と年間33日の休暇が含まれている。

所属は女王の個人秘書局で、王室広報室と協働しながら、王室のあらゆるメディアアカウント向けコンテンツ戦略の監督や、デジタル戦略の策定、デジタルメディア専門家の小規模チームに対するデジタル・編集面での指示出し、王室のネット上での存在感向上のため王室内の各関係者との協働に取り組む。

求人ページには、「私たちの仕事への反応は常に注目を浴びます。そのため何をするにしても、まずは評判と影響を考えることになります。自分の仕事が世界中で共有されることは最大の報酬となるでしょう」と書かれている。

仕事の応募要件として、閲覧数の多いウェブサイトやソーシャルメディアなどのデジタルメディアの運用・編集経験、デジタルコミュニケーションに関するあらゆる分野におけるベストプラクティスの知識や編集上の判断を下すための知識、ネット上での毎日の発信活動を監督・支援しつつ戦略の策定や広範なプロジェクト管理ができることなどが挙げられている。

応募の締め切りは12月24日で、面接は2020年1月に行われる予定だ。

編集=遠藤宗生

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