フォーブス ジャパン編集部 エディター


昨今、多くの大手芸能プロダクションが中国に進出はするものの、途中で立ち行かなくなり撤退するパターンが多い。そうした中、ざわちんはSG ENTERTAINMENTのどこに可能性を感じたのか。本人はこう語る。

「SG ENTERTAINMENTには中国のスタッフもいて、現地の商習慣などに精通している。そこでの信頼感もありましたし、何より上野さんがアツい思いを持っている人だったので、『この人なら信頼しても大丈夫そうだな』と思ったのが大きかったですね」

日本からBTSやSuperMのようなアーティスト、タレントを輩出する

今後、ざわちんはSG ENTERTAINMENTのサポートを受けながら、中国の有名人の“ものまねメイク”、トレンドメイク動画を数多く発信していく予定だという。

「中国には多様な人種がいて、顔の彫りの深さも独特。メイクは濃いめですが、あまり濃く見せていない。日本とはだいぶ違う部分があるので、そこは難しさもありますが、楽しみながらやっていければと思っています。最近はデパートコスメが流行ってきているので、デパートコスメを取り入れた“ものまねメイク”にも取り組みたいですね。

中国ではフォロワー50万人がインフルエンサーの基準になっているそうなので、まずは50万フォロワーを早い段階で獲得できるようにしたいと思います」



SG ENTERTAINMENTは、ざわちんに続く形で、第2、第3のプロデュースにも積極的に取り組んでいく予定だという。

「タレントと一緒になって本気で中国進出を目指すプロデュース会社が少ないので、SG ENTERTAINMENTが新たなポジションを築いていければと思います。今後、一人一人丁寧に、予算と人的リソースを全力投球しながらプロデュースをしていく予定です。

資金力が乏しいスタートアップにとっては難しそうな事業に思えるかもしれませんが、僕は機動力と柔軟な思考、海外の情報をしっかり入手できるスタートアップにしかできない事業だと思っています。

例えば、Big Hit Entertainmentは10億のバリエーションで4億円を調達し、BTSを生み出しているわけです。決してスタートアップができないわけではない。後はどれだけ本気で取り組んでいけるかどうかだと思います」

同社が目指すのは「日本から世界レベルで活躍するタレント/アーティストを創出すること」だ。中国の現地SNSプラットフォームなどとの提携も進めているという。

日本からBTSやSuperMといった、世界で活躍するアーティストグループ、タレントを輩出する取り組みは、ここからさらに加速していく。

文=新國翔大 写真=小田駿一

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