4位にはアルファベットCFOのルース・ポラットが選ばれた。彼女の指揮下でグーグルは今年2月、全米のデータセンターに130億ドルの投資を行うことを決定した。5位にはマイクロソフトCFOのエイミー・フッドが選ばれた。
今年のニューカマーにあげられるのが、配車サービスの「グラブ(Grab)」のCOOを務めるHooi Ling Tanだ。評価額が100億ドル以上に達した未上場のスタートアップ企業をデカコーンと呼ぶが、アジアで最初のデカコーン企業であるグラブを共同創業したのが、現在35歳のTanだ。
総合ランキングで63位に入った彼女は、ハーバード大学でMBAを取得した後、Anthony Tanと共に、シンガポール本拠のグラブを立ち上げた。同社の累計調達額は90億ドル以上に達している。彼女はテクノロジー業界の女性ランキングで惜しくもトップ10には入らなかったが、11位に入った。
下記に本年度のフォーブスの「世界で最も影響力の高い女性」のテクノロジー部門に選ばれた上位10名を掲載する。
・ジニ・ロメッティ |IBM、CEO
・スーザン・ウォジスキ |ユーチューブ、CEO
・サフラ・キャッツ |オラクル、社長兼CEO
・シェリル・サンドバーグ |フェイスブック、COO
・ルース・ポラット |アルファベット、CFO
・エイミー・フード |マイクロソフト、CFO
・ジェニファー・モーガン |SAP、共同CEO
・Roshni Nadar Malhotra |HCLテクノロジーズ、CEO
・グウィン・ショットウェル |スペースX、プレジデント
・マギー・ウェイ・ウー |アリババ、CFO